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日本のSFドラマ最高傑作は? タイムスリップを描いた名作(4)女子高生が戦国時代へ…ツウを唸らせた神設定

  • 2024.9.16
黒島結菜【Getty Images】

もしタイムマシンがこの世に存在していたら、誰に会いたいか―。だれしも子どもの頃、そんな問いを頭の中でめぐらせた経験があるのではないだろうか。未来の子どもたちや過去の偉人との出会いを可能にするタイムマシンは、これまでも数々のドラマの題材になってきた。というわけで、今回は、タイムスリップを題材としたドラマを5つ紹介しよう。(文・編集部)
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●『アシガール』(2017、NHK総合)

原作:森本梢子
脚本:宮村優子
キャスト:黒島結菜、健太郎、松下優也、ともさかりえ、川栄李奈、石黒賢、村田雄浩、加藤諒、イッセー尾形

●【作品内容】

脚力だけがとりえの女子高生、速川唯は、ある夜、発明好きの弟が作ったタイムマシンで戦国時代にタイムスリップしてしまう。現代に戻る方法もわからず右往左往する唯は、とりあえず足軽に紛れることに。しかし、そんな彼女の前に現れたイケメン若君が、彼女の運命を変えることになる。

●【注目ポイント】

本作は、森本梢子による同名漫画が原作の戦国ラブコメディ。脚本は大河ドラマ『花燃ゆ』(2015)の脚本を担当した宮村優子で、主人公の速川唯を黒島結菜が、若君を伊藤健太郎が演じる。

2021年1月に行われたTVマガ主催の「タイムスリップ作品で好きなドラマランキング」では、『信長協奏曲』や『JIN-仁-』を抜き、見事第1位に輝いた本作。その魅力は、なんといっても唯のキャラクターにあるだろう。大好きな若君を守るため、自らの命も顧みずに前線に赴くそのひたむきさは、多くの視聴者の胸を打った。

また、若君役の伊藤健太郎のイケメンっぷりも、本作の注目ポイントの一つ、特に、若君が甘いマスクで平和について語るシーンには、胸がキュンキュンさせた視聴者も多いこのではないだろうか。また、作中では、若君が逆に現代にタイムスリップし、男子高校生に扮するという展開も盛り込まれており、普段の若君とのギャップが楽しめる演出も散りばめられている。

さて、そんな本作だが、現在、唯の弟の尊の子を主人公とした続編『たまのこしいれ 〜アシガール EDO』が『Cocohana』で連載中だ。『アシガール』ファンとしては、こちらの実写化にも期待したいところだ。

(文・編集部)

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