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【宮世琉弥×水沢林太郎×豊田裕大】「恋愛バトルロワイヤル」はまだ踏み込んだことのないところまで踏み込んでいるドラマ

  • 2024.9.20

Netflixで世界独占配信中のドラマ、Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」 に出演している宮世琉弥さん、水沢林太郎さん、豊田裕大さんがsweet webに登場。

ーNetflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」の見どころを教えてください

宮世:この作品は日本制作ドラマとしてはNetflix初のオリジナル学園ドラマなんですが、メッセージ性が強くて様々な世代の方に見てもらえる作品だなって台本を読んだ時に思いました。LGBTQに関しても取り上げていて、リアルに描いているのも見どころだな思いとます。

豊田:僕はまず個人的に自分がNetflixのドラマに出ているということがすごい嬉しいです。見どころは色々な種類の高校生のリアルが描かれていたり、芯の食った演出や描写がある部分だと思います。あとはキャストのみんながとにかくキラキラしていて、そこも見ていて楽しいかなって思います。

水沢:確かに今回の作品だからこそできたテーマだなと思いますし、素敵なキャストの方々とご一緒できたのもいい経験になったなと思います。学生役のキャストだけじゃなくて学生に関わる大人の方々も本当に素晴らしい方々ばかりでした。さっき(宮世)琉弥も言っていた、LGBTQについても触れているんですが、いろんな形で寄り添っているシーンがあるので注目していただけたらなと思います。

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ー確かにかなり踏み込んだ内容になっていますよね。今回宮世さんが演じる真木陵悟(まきりょうご)は世間体ばかりを気にして家族を縛りつける父親と確執を抱えながらも、ルックスとバスケの実力でモテモテといった役どころですが、水沢さんと豊田さんからみて宮世さん自身と似ている部分ってありますか?

宮世:ないって言って。頼むから(笑)。

豊田:(笑)。似ているっていう表現が合っているのかはわからないのですが、世間一般で“国宝級イケメン”などのイメージがラベリングされているじゃないですか? そういう部分は真木とリンクしています。ただ中身が全部似ているか?と聞かれると全部ではない。

水沢:真木自身、真っ直ぐな部分があるんですけど琉弥もお芝居に対しても、接する相手に対しても誠実に届けようとしている姿はすごく似ている部分があるなと思います。

宮世:嬉しいです(笑)。


ーでは水沢さんが演じる神田篤史(かんだあつし)は、宮世さんと豊田さんから見て水沢さん自身と似ている部分はありますか?

豊田:神田は内側にアツいものを秘めていると思うので、そこは(水沢)林太郎と通ずる部分かなって思います。僕と林太郎はメンズノンノに入った時から一緒なんですけど、アツいなと思います(笑)。神田は家庭環境の問題だったり、葛藤を抱えながらもどうにかしようと内側で燃えていると思うので、その部分がリンクします。

宮世:人への優しさという部分が神田と似てるなと思います。神田ってきっと人への好き嫌いが激しいじゃないですか?でも好きな人に対しては真っ直ぐ愛せる人なんだろうなって。ちゃんと自分の視点で人を見てくれるというところがりんちゃんの良いところで神田と似ているところだなと。

ー皆さんそれぞれリンクする部分がありますね。では豊田さん演じる美山飛鳥(みやまあすか)と豊田さんが似ているところはありますか?

水沢:そうですね〜。

宮世:ないんじゃないですかね(笑)?

水沢:ないですね〜(笑)。

豊田:おい!

水沢:なんだろうね? バスケに関しては美山って自分のポテンシャルを活かしてるシーンが多くて、そういう意味では豊田って自分の持っているものを活かせるところだったり、役を通して自分を出す力がすごく強いのかなと思いました。

宮世:僕が初めて会った時がバスケの練習の時で、その時にはもう既に美山だったんです。正直どっちが本当とかわからないくらい役のまんまなので、自然体で変わらないです。役作りしている部分はもちろんあると思うんですけど、一途な想いの部分を知って学んでいく姿は(豊田自身と)美山とすごい似ているなと思います。


ーそれぞれ第一印象と今で変わった部分とかありますか?

豊田:琉弥のことはテレビで映っている琉弥しか知らなかったので実際会ってみて物事を敏感に見る能力が高い人なんだなっていうイメージに変わりました。林太郎はもうかなり付き合いが長いんですけど、今回お芝居の現場で初めて会って常にフラットで居続ける姿がさすがだなって改めて思いました。どこにいても変わらない、自分のすべきことをするっていうことができる人間って少ないと思うので。メンズノンノの仲間としても、今回の現場でも一緒にお仕事できてよかったなと思います。

水沢:琉弥もそうですけど、豊田も僕は初めましてじゃなかったし、琉弥に関してはオーディションから一緒で競い合うこともあったり、彼の凄さを同じ俳優をやってる身として実感する部分もあったから印象が大きく変わるということはないですけど、今回、役に対して、現場に対して挑む姿勢がすごく勉強になる部分も多かったです。宮世琉弥という個性がしっかりあって本当にすごい人なんだなって思いました。豊田に関してはなんでしょう……。彼が芸能事務所に入る前から知っているんですよ。メンズノンノという世界でずっと切磋琢磨しあってる唯一の同期ですし、本当にいろんな相談、話し合いもしてきた中で本当に真面目だなって思う瞬間も多かったですし、僕が言えたことではないんですけど「そこまで考え込まなくても大丈夫だよ」ってくらい考え込む瞬間とかもあるから、僕は支えたくなる仲間の1人だなって思ってます。

ーすごく素敵な関係性ですね。宮世さんはお二人に対していかがですか?

宮世:りんちゃんはなんだろう……。静かな方なのかな?って会う前は思っていたんです。会ってみるとフレンドリーで、すごい優しいですし、僕の悩みもご飯食べに行った時に聞いてくれたし、自分で勝手にお兄ちゃんだなって思ってます(笑)。年齢は1つぐらいしか変わらないんですけど、なんか一緒にいると安心できる存在。いい意味で変わらない、どこに行っても会ったらあ、りんちゃんだ。って思えるし、安心して話しかけられる存在ですね。豊田くんの印象は僕より年上だったので、全く想像もつかなかったです。でもテレビで金髪の時に見たことがあって、見た瞬間にこの人すごい!って思ったんです。なんか上からみたいになっちゃってるんですが。

豊田:いや、嬉しい。

宮世:絶対にライバルだって。すごい人が出てきたと思ったのが正直ありました。そこから会って年上だけど年齢関係なく接してきてくれて、敬語もやめようって言ってくれましたし僕も躊躇せず仲良くなることができました。

豊田:調子乗っちゃいそう(笑)。

水沢:でも本当に大きく変わったというよりも、長く一緒にいたから小さなことにも気付けるようになって、この人たちに頼っていいんだな、支え合って行こうっていう気持ちに変わって行った感じだよね。


ー今回の作品は校則がキーになっていますが、自分が校則を決めるとしたら何にしますか?

水沢:あれがいいです! 全員自転車通学可能(笑)。なんか学校って自転車通学できるのはこの区域まで、みたいに決まっているところもあるじゃないですか? だから強制ではないけど誰でも自転車通学できるよ~って校則が欲しいです(笑)。

豊田:何だろう……。昼食の時間に購買とかじゃなくて、学校の外にコンビニとか、レストランとかがある施設を作って、学生はそこが無料に使える校則が欲しいです(笑)。

水沢:校内に作った方がいいんじゃない?

豊田:校内には入りきらないかなって。食べたいものがたくさんあるから(笑)。

水沢:豊田ベースってことね(笑)。

宮世:(笑)。僕は時間指定がない学校がいいです。入学した時点でこのくらい勉強すれば卒業できますよっていうのを提示してもらって、それを選択できるように自由に通う大学方式が理想です。

Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」

story:良家の子女が通う超エリート女子高校に入学した有沢唯千花(見上愛)。娘の将来を考えた母の千尋(吉田羊)は無理をして学費を工面するが、ふたりの生活は楽ではない。唯千花が高校2年に進級したときに、男子校と合併して明日蘭学院として共学化。色めき立つ生徒たちだったが、新たに「男女交際禁止」の校則が制定される。しかも違反し性交渉をした生徒は退学処分という厳しい内容だった。早速、生徒会がラブホテル周辺などでパトロールを行う通称 “ウサギ狩り”が始まると、退学者が続出。唯千花の親友も退学へと追い込まれる。そんな中、離婚した夫の多額の借金を背負わされた母を救うため、唯千花は正体を明かさないまま違反者からお金を受け取り、証拠写真を揉み消す“ラブキーパー”としての活動を始める。一度は恋愛を諦めていた生徒たちだったが、救世主の出現により、恋愛模様はより複雑に入り乱れる。恋愛には興味がなかった唯千花だったが、生徒たちの真っすぐに恋をする気持ちにふれ、さらには自分も真木陵悟(宮世琉弥)に惹かれ始め、心境が変化していく。
ついにはある事件をきっかけに、恋愛禁止の撤廃を要求するため、唯千花は学校を訴え裁判を起こすことを決意するがーー。

Netflixにて8月29日(木)より世界独占配信中


photo : KAEDE HARA
styling : SHINYA TOKITA for RYUBI MIYASE、TAKUMI NOSHIRO for RINTARO MIZUSAWA、YU SUGIURA for YUDAI TOYODA
hair & mak-up : RYO MATSUDA[Y's C] for RYUBI MIYASE、AYAKA SUGAI for RINTARO MIZUSAWA、EMILY [Three Gateee LLC.] for YUDAI TOYODA
edit & text : KAREN MIYAZAKI[sweet web]

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