職場でのデマ拡散に続き、保育園まで…ママ友の陰湿な嫌がらせに怒り＜ママ友と働いたら＞

大手製造会社の人事部でパート事務員として働く春野ハルさん。娘・サクラの通う保育園でのママ友関係は良好でした。しかしママ友・フユミさんが同じ職場で働くことになり、ハルさんを見下すような言動や横柄な態度にモヤモヤすることが増え、亀裂が入ってしまいました。

そんな中、これまでの功績を認められ、正社員登用されたハルさん。
ハルさんが正社員になると、フユミさんとの関わりが減りストレスフリーに。
しかし、パートから正社員への転換は異例ということもあり、社内での風当たりを感じます。

さらに、隣の部署の女性から突如「社内公募、同僚のアイディア盗んだんですって？今からでも撤回すべきよ！」と苦言を呈され、フユミさんが水面下でハルさんについてデマを吹聴していることを知りました。

職場でフユミさんを呼びだすと突然涙をこぼし始め、傍から見るとハルさんがフユミさんをいじめている構図になってしまい、あっという間にハルさんは職場いじめの主犯にされてしまったのでした。

事件翌日の保育参観後、昔から付き合いのあるナッちゃんから、フユミさんが保育園のママ友にも「私、今職場でハルちゃんから嫌がらせされてるの！」とデマを流していること、そしてそのデマを信じずに反論したことでフユミさんと気まずい関係になっていることを聞きます。

学生時代から付き合いがあるママ友・ナッちゃんから、フユミさんの所業を聞いたハルさん。
2人のいざこざにナッちゃんを巻き込んでしまったことに申し訳なく感じていると、フユミさんと一緒にいるはずのもう1人のママ友・アキエさんから合流したいと連絡が来ました。

フユミさんから逃げてきたというアキエさんは、ハルさんとナッちゃんに謝ります。
その後、ハルさんは2人に職場でも同じようにデマを流されていること、今後フユミさんに関わるつもりはないこと、仕事も辞めようと考えていることを話します。

「私のことは気にせず、これからもフユミさんと仲良くしていいからね」と伝えますが、ナッちゃんとアキエさんは「友だちを陥れるような人と付き合うのは無理」と言い、ハルさんの味方でいてくれることになりました。

フユミさんにより、ママ友のコミュニティでも周囲を固められつつあったハルさん。
それでも周りを気にせず、揺らがない心で立ち向かう姿が頼もしく感じますね。

職を辞するのは生活を変える大きな痛手ではあるかもしれませんが、気持ちよく働けないと感じる環境に固執しすぎないことも、時には大切なのかもしれません。ハルさんの決断が、これからの穏やかな生活へつながるといいですね。

著者：マンガ家・イラストレーターつきママ

ベビーカレンダー編集部