酔っぱらった夫「浮気は男の甲斐性だよな！」罪悪感を持たない主張に → 後輩がピシャリ！

どんなに当人が気を付けていたとしても、思いがけぬところから、不倫が発覚してしまうケースがあります。
長年連れ添っていたパートナーならば、尚更、そのサインに敏感になることでしょう。
そこで今回は、筆者の知人女性Aから聞いたエピソードを紹介しますね！

夫の動向を怪しむ妻

私の知人女性Aは、結婚して今年で5年目ですが、夫の不倫を怪しんでいました。
気が付けば夫はスマホばかり触っていますし、以前より残業が大幅に増加していたのです。
それでも「夫を信じたい」と思ったAは、波風立てずに静かに過ごしていました。

ですがある日、Aの抱いていた疑惑の種が、大きく発芽する出来事が起こります。
ある日、夫が仕事の男性部下2名を自宅に連れて来たのですが、そこで夫が思いがけぬ行動に出たのでした。

部下2名の前で上機嫌な夫は、Aが用意したお酒と料理に舌鼓を打ちながら、このような発言を行うではありませんか。
「やっぱ、浮気は男の甲斐性だよな～。仕事バリバリこなす為にも、外で楽しみを見つけないと！」

夫の不誠実な発言にAがビックリして目を丸くしていると、部下2名が交互に口を開きました。
「いやいや。それ、普通に訴えられますから、ダメですって」
「先輩。ちょっと飲みすぎですよ。奥さんの前でやめましょう？」

部下にたしなめられて、さすがに夫もバツが悪くなったのでしょうか。
その後はすっかりおとなしくなり、静かに料理を食べていたそうです。
ですがこの瞬間、Aは夫に対する疑惑が間違いではないと確信したのでした。

その後、Aは興信所にお願いして、夫の不倫調査を行いました。
結果はやはりクロで、夫が女性と定期的に密会していることが発覚したのです。
その証拠を突き付けた上で、Aは夫に慰謝料を請求して離婚を申し出ました。

最初こそ離婚の申し出を渋る夫でしたが、周囲の説得もあり、最終的には離婚が決まります。
離婚後の夫は、不倫騒動で会社にも居づらくなってしまい、退職してしまったんだとか。
「男の甲斐性」と謳っていた不倫で全てを失ってしまうなんて、呆れて物も言えませんね。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター（@akasinokata321）」として発信を行う。