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ケガで歩くのもしんどい妻に「俺の飯は?」言い返すと「女の仕事だろ?」→ 古い価値観の夫を成敗!

  • 2024.9.15

共働きの家庭が増えている現在では、それぞれの事情もあるでしょうが、ワンオペの育児や家事は時代遅れではないでしょうか? 古き良き時代の価値観を大切にすることも良いのですが、臨機応変に対応してくれないと困ることもあります。これは筆者が実際に体験した、古い価値観を持った夫のエピソードです。

画像: ケガで歩くのもしんどい妻に「俺の飯は?」言い返すと「女の仕事だろ?」→ 古い価値観の夫を成敗!

古い価値観

私の夫はかなり古い価値観を持った人間です。
義父も同じようなことをよく言うので、義実家がそういう家庭だったと思うのですが「男は外で働いているんだから、女が家の事をきっちりやれ」というポリシーを絶対に崩そうとしませんでした。

子どもが生まれても当然、家事も育児もまったく協力せず。
私も仕事をしているのに、必要以上に「女なんだから」という言葉を口にして、自分だけが仕事で大変だという姿勢を崩そうとしない人でした。

ケガ

ある時、私が家の階段から足を滑らせて転んでしまい、腰と足を強打。
骨折こそしていませんでしたが、痛みで歩くのもやっとの状態になってしまったのです。

そんな時でさえ「俺の飯は?」「もう風呂入れる?」「アイロン終わってる?」と次々に私に用事を言いつけてくる夫。
私が「痛くて動けないんだから、少しぐらい助けてくれてもいいんじゃない?」と言うと、夫は「え? 何で男の俺がやらなくちゃいけないの? これは女のお前の仕事でしょ?」と真顔で言い放ちました。

息子の嫁

このとき、近所に住んでいる息子のお嫁さんが、心配して手伝いに来てくれていました。
夫のセリフを聞いたお嫁さんは呆然……。

「お義父さん、いつの時代の人ですか? うわぁ、女の仕事とかあり得ない!」

息子は家事にも育児にも協力的で、お嫁さん曰く「私がいなくても生活できるかも(笑)」というくらい、協力的だと聞いていました。
きっと息子は、夫の状況を見て育ったので、反面教師としていたのでしょう。

お嫁さんはとても気の強い人で、夫にも今まで言いたいことをズバズバ言っていました。
お嫁さんの言葉を聞いた夫は、いたたまれなくなったようで、その場からいなくなってしまったのです。

変化

私ではなく、息子の嫁に言われたことが、夫にはとてもショックだったようです。
次の日の朝、私を起こすことなく自分で朝食を食べて出勤していきました。
このまま、少しは相手を気遣うことができるようになってくれれば良いなぁと思っています。

その後、息子のお嫁さんには「お義母さん、黙ってちゃダメですよ! 言いたいコト言わないから、相手がつけあがるんです!」と私も怒られてしまいました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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