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アナ・デ・アルマス、結婚式に出席中にロン・ハワード監督の新作映画『Eden(原題)』への出演交渉を行ったと明かす「結婚するふたりを全然見られなかった」

  • 2024.9.15

アナ・デ・アルマスが、ロン・ハワード監督の最新映画『Eden(原題)』への参加について語った。

結婚式出席中に電話し続けることになったアナ

9月7日、トロント国際映画祭でロン・ハワード監督(『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』)の最新映画『Eden(原題)』のプレミア上映が行われた。同作のQ&Aセッションには出演俳優アナ・デ・アルマス(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『ブロンド』)が登場した。アナは今作の出演に関する電話を、誰かの結婚式に出席している最中に行ったそうだ。

アナは、『Eden』の脚本を読んだアナが今作への参加意思をハワード監督に伝えたのは、なんと結婚式に出席中であったという。「私はロンと電話していたから、結婚するふたりを全然見られなかったよ」と振り返ったアナは、「あなた『声が聞こえないよ』って言ったよね、覚えてる?」とハワード監督に尋ねていた。

彼女がサバイバルスリラー映画『Eden』にひかれた理由は「実話に基づいている」からだそう。今作が描くのは、20世紀初頭に無人島のガラパゴス諸島フロレアナに住んでいたドイツ人夫婦の平和な生活が、ほかのヨーロッパ人移住者が現れたことで崩れていく様子だという。夫婦を演じるのはジュード・ロウとヴァネッサ・カービーだ。

「ひどい」キャラクターになりきったアナ

アナは、エロイーズ・ボスケ・ド・ワグナー・ヴェアホーンという、自称男爵夫人の女性を演じる。彼女はカップルを連れてフロレアナ島にやってきて、高級ホテルを建設する計画を立てる役のようだ。映画のストーリーやテーマについて、アナはQ&Aで「なんてクレイジーで、それでいて現代にも共感できる話だろう、と驚いたよ」とその奇抜ながら感情移入できる作風を語っていた。

彼女は、自分が演じるキャラクターについてハワード監督と率直に話し合い、ともにキャラクターを作り上げたと振り返る。「男爵夫人について話し合って、私が感じたことや、すでに想像していたことをロンに伝えたの。初日からすばらしいコミュニケーションが取れて、『これで私のキャリアが終わるとしても、楽しそうだからやってみよう』と思ったんだ」と当時の決意を明かすアナだった。

そして自身が演じた男爵夫人を「ひどい」キャラクターだと言いながら、「本当にこのキャラクターが大好きになったよ」と愛着を感じているアナ。ハワード監督は彼女の演技について「アナはすばらしいキャラクター俳優だよ。だって(素の)彼女は男爵夫人とはまったく違う人だからね」と、監督は彼女が演じた男爵夫人が本人とは似ても似つかないとしながら、演技における豹変ぶりを称賛した。

リラックスできる新生活を始めたアナ

アナは私生活においても大きな変化があったようだ。最近E! Newsに対し、ロサンゼルスを離れて、バーモント州の田舎で静かな生活を始めたことを明かしている。

「本当に縛りを感じない家を見つけられたんだ。そこでは自分を整え、自分が一緒に過ごしたい人だけを呼ぶことができるの。小さな繭(まゆ)のような場所だよ」と、日々の喧騒から離れた家を手に入れたことを語ったアナ。

「今の時代、私たちは皆、世の中の狂気から離れたいと思っているんじゃないかな。誰もが、自分のために安全なスペースを確保するチャンスを願っている。私も自分のために、そんな決断をしたよ」と彼女は考えを説明していた。

注目作『Eden(原題)』の公開日はアメリカでもまだ未発表。続報を待ちたい。

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