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結納の席で、婚約者の父「うちは儲かっていてね」【場違いな自慢話】が → 叔父の一言でピタリ!

  • 2024.9.15

最近では、結納をするカップルは少なくなったようですね。知人の A子は10年ほど前、現在の夫の親族と結納を実施しました。
そこで義父の自慢話が炸裂しまさかの展開に──。
今回は、筆者の知人A子から聞いた話をご紹介します。

画像: 結納の席で、婚約者の父「うちは儲かっていてね」【場違いな自慢話】が → 叔父の一言でピタリ!?

結納の場での出会い

A子は婚約者のR也と結納のために予約していた料亭で、互いの家族や親族と共に特別な日を迎えました。

この日は、初対面となる両親や兄弟、祖父母、叔父、叔母が集まり、少し緊張した雰囲気の中でスタートしました。

婚約者の父、ちょっとウザい自慢話

R也の父、M男は会社を営んでいて、普段は気のいい人なのですが、お金のことになると話すのが止まらないのが玉にキズ。

結納の席でも「うちの会社はこんなに儲かっているんだよ」

と、自慢話を繰り返し場の空気がどんどん冷めていきました。

「今年の売り上げは去年の倍だ。この調子でいけば、来年はもっと上がるだろう」

といった具合に、M男の自慢は止まりません。

周りは少しウンザリ気味で、 A子もさすがにイライラしてきてしまいました。

叔父の一言でピタッと沈黙

そんな空気を変えたのが、A子の叔父でした。

「ところで、会社名は何でしたか?」

と聞くと、M男は自信満々に

「E商事です。私が一代で築いたんですよ。」

と即答。すると、叔父が

「うちの会社の下請けの下請けでお世話になっています」

と返答。場の空気が一変しました。

実はこの叔父、地元で有名な建設会社の社長で、M男の会社はその「孫請け」だったのです。

M男はその事実を初めて知り、表情をひきつらせながら

「あっ、どうも……」

と返答するのがやっと。

その後、あれだけ続いていた自慢話はピタリと止まりました。

場の空気を読むって大事

M男は一代で会社を築き上げた立派な経営者で、その成功は確かに素晴らしいものです。

でも、どこでもその話がウケるわけではありません。

M男としては、初対面の場で話のきっかけを作りたかったのかもしれませんが、結納の席でのお金の自慢話は少し場違いでした。

この一件で、A子は「場をわきまえるって本当に大事だな」と改めて感じました。

このような場では、もっとみんなが楽しめる話題を選ぶのがベストですね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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