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そうめん、余ってませんか?愛媛のうまいもんでそうめんアレンジ7選

  • 2024.9.15

みなさまこんにちは。はる子です。 9月に入って気持ちだけ秋めいてきました。 今年の夏は特に暑かったですね…夏の疲れはでておりませんでしょうか。 こうも暑いとするっと食べられるそうめんが大活躍の夏だったと思います。

少食なのですが夏のそうめんはまた別腹。

ごはんが少し重たいな、という時にも大活躍。張り切って買い込んでしまいます。 その結果 あれ?ストックに?まだ?そうめん…? ここにも?あれもか?え?こんなに? と、なりがち。

シンプルなおつゆやにゅうめんでいただくのも、至極美味しい。美味しいんだけれど! この秋はちょっと趣向を変えて。愛媛のうまいもんでそうめんをアレンジしてみたいと思います。

まずはおつゆをアレンジ。

・はだか麦茶+七折小梅でさっぱりつゆ

◯作り方
はだか麦茶1パックと七折小梅(小粒5つ)を一緒に濃いめに煮出し、出し昆布をいれた容器にいれ冷やす。容器にお汁を注いだらかつお節を加える。梅を崩しながらいただく。

出典:リビングえひめWeb

愛媛ははだか麦の生産が盛ん。乾燥を好む麦で瀬戸内海の気候は合うんだそう。 今回はその麦茶を使ってみました。 はだか麦茶の香ばしさと梅のさわやかな風味が相まってさっぱり食べられます。塩気もこのままで充分。足りないようでしたらちょろっとお醤油を足してもよいかも。 朝にぴったり。あたためると梅の香りがよくたち、椎茸を加えて煮立ててもよく合います。ちょっと秋を感じる時にもよいかも。

・ふわとろ長なすグリーンカレーつゆ

◯作り方
長なすをいれたグリーンカレーを作り、じっくり焼いたふわとろ長なすをトッピング。缶詰のグリーンカレーでも◎。
(缶詰の場合、味が足りない時はナンプラー、白だしを加える)

出典:リビングえひめWeb

県内では「絹かわなす」「松山長なす」などなすの産品も多いですよね。産直市に行くと当たり前に白なすが並んでいたりします(しかもお安い)。今回は「ふわとろ長なす」を使ってみました。 じっくり焼いたなすは旨みがじゅわっと。 たっぷりなすが溶け込んだとろみのあるグリーンカレーはそうめんによく絡んで、マッチします。そうめんを炒めたり揚げたりした上にグリーンカレーをかけても美味しそうです。

・ポンジュースのおつゆ

こちらは何種類か試してみました。 ポンジュースを感じるレベルと共に。

◯作り方
ポンジュースレベル1
・白だし、白ワイン、ポンジュースをあたため、ワインのアルコール分が飛んだらオリーブオイルを加え塩で調味→すっきりまとまった味。(画像のおつゆ)

ポンジュースレベル2
・白だしにポンジュース、オリーブオイル→薬味を加えてさっぱりと。

ポンジュースレベル3
・塩とポンジュースにオリーブオイル→これぞポンジュースのおつゆ。後味にポンジュースの爽やかさ。味変に最高。塩は塩味だけでなく旨みを感じる粗塩を使うと◎。 あっさりいけるので、あともう1把いけちゃいそう。ツナを加えても美味しい!

出典:リビングえひめWeb

愛媛県といえば!選手権代表なんではないかというポンジュース。 これはすごい…。そのままで飲んだらしっかりジュースなのに少し手を加えるだけでちゃんとおつゆの雰囲気。爽やかさがクセになります。 このままでも美味しいのですが、もっと素敵なアレンジも考えられそうなので引き続き研究を続けたいおつゆナンバーワン。

あえても美味しい。

・久万高原茶ジェノベーゼ風

◯作り方
久万高原茶のお茶殻とにんにく、ごま(ナッツ類。アーモンドや松の実など)、塩、オリーブオイルをなめらかになるまでブレンダーで混ぜる。そうめんは水をよく切り(キッチンペーパーなどで水分を拭き取っても)オリーブオイルであえておく。

出典:リビングえひめWeb

はじめににんにくの香りがやってきて、そうめんの食感と後味に残るお茶の旨みがピッタリ。 このまま炒めても風味がたち美味しそうです。 和風にアレンジするならば、お茶殻をお浸しにしてそうめんの上にのせて上からすだちなどの柑橘を絞ってもいいですね。お茶がらの旨みと少しの苦味が後引く味。

・小玉スイカとトマトの冷製パスタ風

◯作り方
小玉スイカとトマトはサイコロ状に切り、塩を振る。水分が出てきたらオリーブオイルを加え混ぜる。水にさらした玉ねぎやすりおろしたきゅうりを加えても◎。そうめんもオリーブオイルであえておく。上にお好みのハーブを散らす。

出典:リビングえひめWeb

小玉スイカのさっぱりなのに濃ーい甘さとトマトの風味がすごく合うんです。味付けは塩だけなのに、味わい深くてとっても美味しい。 こちらでパスタを作ることが多いのですが、そうめんだとしっかりソースを吸ってくれて旨み逃さず。

これからの季節にぴったり。

・八幡浜ちゃんぽん風にゅうめん

◯作り方
油を引いたお鍋で豚バラ肉、にんじん、玉ねぎを炒めて→キャベツ、じゃこ天、かまぼこを加えてさらに炒め→もやしを加えたら、かつおだしと鶏がらスープ、塩コショウ、濃口醤油で煮る。そうめんを加えて軽くあたためたら完成。

出典:リビングえひめWeb

元々あっさりめで滋味深い八幡浜ちゃんぽん。麺をそうめんに変えるともっと軽やかにいただけました。 お手頃な価格のそうめんだとちょっと柔らかくなりすぎる場合も。 この場合そうめんは少しかために茹でてよくしめておくことがポイント。 そしてスープの味は濃いめに。生姜を加えるとからだもあたたまりそうです。

・あまーい鍋焼きうどん風

◯作り方
そうめんの上に薄口醤油といりこだし、みりんとお酒、砂糖をたくさん使ったおつゆをかけ→かまぼこ、下処理した油あげ、細ネギ、たまご、砂糖とお酒とお醤油で煮た牛肉の甘辛煮をトッピング。

出典:リビングえひめWeb

あまーい鍋焼きうどん風のおつゆ。牛肉を煮る時に甘ーく煮つけることと、おつゆはにぼしの風味を感じられるくらいの味付けにしておく(砂糖は甘いと感じるくらいいれる)ことがポイント。牛肉から甘さが滲み出てきます。 最初甘さにびっくりするのですが、食べ進めていくと止まらなくなるほっとする味です。いつものにゅうめんと気分を変えたい時に。

もちろん定番も。

・鯛そうめん
出典:リビングえひめWeb

濃いめで煮付けた鯛と煮汁で。少し甘めの味付けが愛媛風。本来は一尾丸ごと煮付けるようですが、今回は鯛のあらと生姜で煮付けました。 鯛の煮付けは冷やすと煮凝り状態になりますので、そのおつゆをジュレのようにして召し上がっても。 鯛の旨みを存分に含んだそうめん、言わずもがなの美味しさです。

・さつま汁そうめん
出典:リビングえひめWeb

ごはんがちょっと重たい時はそうめんで。 きゅうり、ごま、紫蘇を加えてさっぱりといただきます。さつま汁は焼いた魚とお味噌をすり混ぜてお出汁やお水でのばすという冷たいお料理ですが、そうめんと合わせるならばあたたかいお出汁で伸ばしてもいいかもしれません。

そうめんはいつだって味方だ。

出典:リビングえひめWeb

今回メインに使用したそうめんは愛媛の「五色そうめん」。見た目が美しいだけでなく、色麺もその素材の味がしっかりして、飽きないんですよね。そのままいただいてももちろん美味しいのですが、アレンジしてもとても合う!この色麺の風味も一役買ってくれたようです。 ちなみに塩は「伯方の塩」を使っています。角のないまろやかな塩気で食材の味を存分に引き立ててくれます。

風邪ひきそうだな…というときはかつおだしとお醤油、日本酒、たっぷりの梅干しと生姜とねぎでにゅうめんを作ることが多い私。 今回はいつもとちょっと気分を変えたい時にも使えるアレンジを発見できました。 これからの季節もそうめんにはお世話になりそうです(まだたくさんある)。 ごちそうさまでした。 またそうめん?な時、ちょっとごはんは重たいな…な時、そして愛媛の味を味わってみたい時などもし参考になれば嬉しいです。

季節の変わり目ですので急な気温の変化に驚くことも。 冷やしすぎず、暑さに留意しつつという難しい時期ですが、どうかみなさまご自愛くださいませ。

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