1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「一目惚れ」からの興ざめ、、、【食事代の割り勘を拒否するケチ彼】との最後の晩餐は牛丼!

「一目惚れ」からの興ざめ、、、【食事代の割り勘を拒否するケチ彼】との最後の晩餐は牛丼!

  • 2024.9.15

結婚相手やお付き合いする相手とお金の価値観が違ったらトラブルの元ですよね。
今回は、知人A子から聞いた、一目惚れしてしまった男がお金にせこ過ぎて〈がっかり〉したエピソードをご紹介します。

画像: 「一目惚れ」からの興ざめ、、、【食事代の割り勘を拒否するケチ彼】との最後の晩餐は、牛丼!?

一目惚れから始まった恋のゆくえ

A子は同じ会社で働くK史に一目惚れしました。

K史は社内でも節約家として知られていて、そんなところもA子にとっては「しっかりした人だな」と魅力的に映っていました。

幸いにも、K史もA子に好意を持っていたらしく、どちらからともなくデートの約束をすることに。

初デートの日、2人はワクワクしながら街を歩いていました。

デート中、ふと立ち寄ったお店でK史が1万5千円するサングラスを見つけ、

「これ、オレに似合うかな? A子が買ってくれたら大事にするよ」

と冗談交じりに言ってきました。

A子は一瞬戸惑ったものの、嫌われたくない一心で、そのサングラスをプレゼント。

デートのたびに募る違和感

その後のデートでも、K史は「持ち合わせがないんだ」と言っては、A子にデート代を負担させるようになりました。

ある日のランチデートでも、K史は全く財布を出す気配もなく、結局A子が5千円のランチを支払うことに。

「なんでデートなのに準備してこないの?」とA子はモヤモヤしながらも、その場では我慢していました。

割り勘を提案したら……

次のデートで、K史は例のサングラスをかけて登場。

A子は「ちゃんと大事にしてくれてるんだな」と少し嬉しくなりました。

その日のディナーで、K史は

「前から気になってたレストランに行ってみたいんだけど」

と、高級レストランを提案してきました。

しかし、A子はそのレストランがかなり高いことを知っていたので、

「いいけど、前回は私が出したし、今回は割り勘でどう?」

と提案。すると、K史は、

「じゃあ、今日はレストランやめて、牛丼屋に行こうか」

と言ってきたのです。

A子は、「え、私が全額出すならレストランだけど、割り勘なら牛丼なの?」と心の中でツッコミを入れながら、K史の本性が見えた気がして、一気に気持ちが冷めてしまいました。

牛丼屋での決意

結局、その日のディナーはK史の提案通り牛丼で済ませることに。

A子は「これが最後のデートになるだろうな」と思いながら、黙々と牛丼を食べました。

帰り際、かつて素敵に見えたはずのK史のサングラスは、今ではただの胡散臭い男の小道具にしか映らず、一目惚れの魔法もすっかり解けてしまったのでした。

倹約家であることにも魅力を感じていましたが、ここまでケチだとは。何か事情はあったのでしょうが、他人のお金で贅沢し、自分のお金は渋るその姿勢には、やはりがっかりですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

元記事で読む
の記事をもっとみる