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【進化する韓ドラ】30代・40代の女性がリアルに共感できる超絶3本!

  • 2024.9.15

仕事、育児、日々の生活……30代と40代の女性たちはとにかく忙しい。そんな彼女たちが息抜きとして楽しむドラマの中で、等身大の人生が描かれている3本の作品をピックアップしてみよう。どれも脚本が素晴らしいので、セリフを味わいながら楽しむことができる。

●『39歳』(2022年)

出演者(役名)
ソン・イェジン(チャ・ミジョ)
チョン・ミド(チョン・チャニョン)
キム・ジヒョン(チャン・ジュヒ)
ヨン・ウジン(キム・ソヌ)

〔ここがポイント!〕20年以上もフレンドリーに過ごしてきた39歳の3人の女性。彼女たちの「今」の生活ぶりがテンポよく描かれている。それぞれに悩みを抱えていても人生を楽しく過ごしていこう、という前向きな気持ちが3人に共通していた。しかし、思うようにならないのが人生だ。

生死に関わる問題が突如として目前に現れてくる。そのとき、40歳直前の彼女たちはどのように振る舞っていくのか。そんなテーマがクローズアップされていく。友人同士を演じているソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョンの芸達者3人の掛け合いがとても面白い。

ソン・イェジン、キム・ジウォン、コン・ヒョジン
左からソン・イェジン、キム・ジウォン、コン・ヒョジン(写真提供=OSEN)

●『私の解放日誌』(2022年)

出演者(役名)
キム・ジウォン(ヨム・ミジョン)
ソン・ソック(ク氏)
イ・ミンギ(ヨム・チャンヒ)
イエル(ヨム・ギジョン)

〔ここがポイント!〕ソウルの郊外に住んでいる3人のきょうだい……長女ギジョンは調査会社に勤務しており、長男チャンヒはコンビニを運営する会社の社員となっている。また、二女のミジョンはデザインの仕事をしているが社内で評価されない。

この3人の日常が描かれるが、みんな通勤に時間がかかりすぎるのが悩みの種となっている。しかも、家庭では会話の少ない両親がいつも不愛想で、家庭の中で癒しを得ることはできない。そんなふうに退屈な日常の中に、両親と一緒に働いている謎めいた男が異分子のような存在になっている。

ソン・クックが演じているこの男は、酒ばかり飲んでいるが、ミジョンが不思議な接点を持つようになってからドラマが大きく動いていく。以後の展開が本当にスリリングだ。

●『椿の花咲く頃』(2019年)

出演者(役名)
コン・ヒョジン(ドンベク)
カン・ハヌル(ファン・ヨンシク)
キム・ジソク(カン・ジョンニョル)
オ・ジョンセ(ノ・ギュテ)

〔ここがポイント!〕海辺の町にやってきたシングルマザーのドンベクがスナックを開いたのは6年前のことだった。町に住む男たちがドンベクに関心を寄せていく。その6年後、警察官のヨンシクはドンベクに一目惚れして、持ち前のバイタリティで彼女を誘い続ける。

しかし、当のドンベクは小学1年生のピルグを育てていて心に余裕がない。しかも、別れた元ダンナ……有名な野球選手であるジョンニョルがピルグの父親として存在感を強めようとしていた。ドンベクも子育てに必死なのだ。

そんな町には連続殺人事件が起こっていて、ドンベクが犯人の目撃者になってしまっている。果たして、彼女は身の安全を守れるのか。サスペンスの要素が強いドラマだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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