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コストコでよく見かける魚『生パンガシウスフィレ』はおいしい! 旨み淡白でもふわっとしてフィッシュカレーを推奨したい

  • 2024.9.15

謎の魚「パンガシウス」も、だいぶ身近になってきた昨今。とはいえスーパーで見かけるものは冷凍物がほとんどです。そんななかでコストコの『生パンガシウスフィレ』はまさに「生」。冷凍することなく売り場に並んでいるヤツなんです。

そのぶん、お値段はお高めですが、パンガシウスの持つ魅力を最大限に堪能したい場合には有力な選択肢となりますよ!



『生パンガシウスフィレ』の価格・内容量は?

こちらがコストコで販売されている『生パンガシウスフィレ*』(品番:95936)。お値段は100gあたり269円(税込)です。購入したものは761g入って2,047円(税込)でした。

*英語表記:FRESH PANGASIUS FILLET

謎の魚「パンガシウス」の切身。最近では、イオンをはじめとしたスーパーでもよく見かけますね。当サイトではかなり昔に紹介したことがありますが、あれから何年も経過しているので、改めて取り上げておきましょう。

「パンガシウス」ってどんな魚?

「パンガシウス」は南アジア~東南アジアに生息するナマズ。淡泊でクセのない味の白身魚です。養殖が盛んで、日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも需要があるんだそう。

本品はベトナム産。途中で冷凍することなく売り場に並んでいるため、「生」と記載されています。骨や皮は除去済みなので、そのまま料理に使えますよ。

コスパを調べてみた

一般のスーパーでもたまに見かける「パンガシウス」ですが、お値段の相場はどんな感じなのでしょうか? コストコも含めて、100gあたりのコスパを比べてみました。

ただし、「生」と「冷凍」の違いがあるため、厳密な比較ではありません。あくまでも目安として参考にしてください。

スーパーBの冷凍品は、100gあたり153円です。それに対し、コストコ版は未冷凍の「生」ということもあって、76%も割高です。「生パンガシウス」という点に価値を見いだせるかどうかですね~。少なくとも、お値段に見合うクオリティであるとは言えますよ。

ふわふわでジューシーなムニエルを作れる

今回はムニエルを作ってみました。食べやすいサイズにカットして塩こしょうを振り、10分ほど置きます。表面の水分をキッチンペーパーなどで吸い取ってとって、小麦粉をまとわせたら準備完了。

バターを溶かしたフライパンで焼いていきます。片面に焼き目がついたらひっくり返し、白ワインを加えて蒸し焼きに。フタを取って水分を飛ばし、もう一度ひっくり返してカリッとさせてできあがり。

淡泊な味だがクセがなく食べやすい

…のはずが、表面はあまりカリッと仕上がりませんでした。それでも、味のほうはバッチリ!

ふわふわでホロホロの肉質、しっとりジューシーな舌触り。くさみやクセがなくて食べやすいですね。

淡泊ながらも上品なうまみが感じられ、塩・こしょうによるシンプルな味付けでも、十分な満足感を得られます。

ココナッツカレーの具材にもベストマッチ

ココナッツフィッシュカレーを作ってみました。

にんにく、しょうが、玉ねぎを油で炒めて、カレースパイスを加えます(今回は『カレーの壺 ペースト』を使用)。香りが立ったらトマト缶を投入し、ナンプラー、カレー粉で味を整え、ココナッツミルクを加えて混ぜ合わせます。最後にパンガシウスの切身を入れて、フタをして5分ほどに込めばできあがり。

皿にライスとカレーを盛り付け、パクチー、レモンを添えてできあがり。

ドロッとしたカレーの中に、ふわふわ食感の白いパンガシウスがときおり現れるのが楽しい! 淡泊な味わいの切身は、まろやかなココナッツカレーとの相性も良好です。

『生パンガシウスフィレ』を一気に使い切りたいときには、フィッシュカレーにするのがおすすめですよ~。

「パンガシウス」って、クセがなく淡泊な味わいで、けっこう上品なんですよね。まだまだ物珍しさがあって忌避感が消えないかもしれませんが、ぜひ一度お試しいただきたいところ。慣れてくれば、使いどころは色々ありそうですよ。

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