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【みずほPayPayドーム福岡】野球観戦だけじゃない!隠れた魅力とは?

  • 2024.9.15

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のかれんです。 みずほPayPayドーム福岡といえば、福岡ソフトバンクホークス(以下、ホークス)の本拠地。野球観戦はもちろんのこと、アーティストのライブやイベントに参加した人も多いはず。ひょっとして「野球観戦やライブがないドームは楽しめない」なんて思っていませんか?

なんと!試合がなくても雨の日でも楽しめる体験型エンタメ、みずほPayPayドーム福岡のドームツアーがありますよ!日によって、5つある見学ツアーが開催。そのドームツアーの1つ、平日の「ドーム満喫コース」を体験してきました!

ドームツアー「ドーム満喫コース」とは?

みずほPayPayドーム福岡(以下、ドーム)は、福岡市地下鉄 唐人町駅3番出口より徒歩約15分、JR博多駅からバスで約20分。自家用車では、九州自動車道の福岡ICまたは太宰府ICより、福岡都市高速を利用して百道ランプで降り左折したすぐのところにあります。

ドーム満喫コースとは、ざっくり言うと「所要時間60分の、普段は入れないドームの裏側へ専属ガイドが特別に案内してくれるというツアー」なのですが、どんなふうに「満喫」できるのか?期待が膨らみますよね。実は、単なる「ガイドの後ろについて見て回るだけのツアー」じゃないんです!

まずはドーム横の建物「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」のinformationカウンターで受付をします!手続きが終わったら、開始時間までBOSS E・ZO FUKUOKAから一番近い第4ゲート前で待ちます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ドーム向かって右にある、BOSS E・ZO FUKUOKAへ

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BOSS E・ZO FUKUOKAの入口

出典:リビングふくおか・北九州Web

本日開催のボードに気持ちも上がる

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BOSS E・ZO FUKUOKA 入口すぐの3F informationカウンターにて受付

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informationカウンターから一番近い第4ゲートよりドームへ入場

観客のいないドームへ入場

この日は平日にも関わらず、30人以上のお客さんがゲート前で待機していました。時間がきたので、係の方の誘導でワクワクしながら入場します。「ドーム満喫コース」が始まる前に、まずモニターでツアーの概要説明がありました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

17番通路からドームツアースタート

この日は試合がない日で、テレビではなかなか見ることのできない無観客状態のドームが現れました。ドームガイドの先導で、3塁側のコカ・コーラシートへ足元に注意しながら長い階段を下りていきます。このシートには荷物入れBOXにヘルメットとグローブは標準貸与。これで飛んできたボールも獲れるかも!?ドキドキな妄想がふくらみます。

そして、ドーム内の大型映像設備「ホークスビジョン」は5つの連動したビジョンで、ひとつなぎの合計表示面積が屋内施設では世界最大級。継ぎ目がなくド迫力な映像も見れます。

また、ドームの両翼のファウルポールは球界初の命名権で「マルタイ棒ラーメンポール」と名づけられ、ホークス選手がこのポール直撃のホームランを放ったら「棒ラーメン1年分」が贈呈されるそうで、過去にホークスの選手ではお2人が受け取っているそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

なかなか見れない無観客のドーム

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シートに荷物置き用のボックスの下に…

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グローブとヘルメット

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コカ・コーラシートの標準装備

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開閉式ドームについて解説

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屋内施設として世界最大級のホークスビジョン

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両翼のオレンジ色のポールが「マルタイ棒ラーメンポール」だそうです

ドームの隠れた魅力に触れながら、なりきり写真撮影も楽しい

コカ・コーラシートを後にして、ついにフィールドに入ります。よく選手が座っている場面をテレビで観ますが、目の前で見ると感動もひとしお。ガイドさんが人工芝についての隠れた魅力について模型を使って説明。現在の人工芝は4代目だそうで、1代目のモジャモジャっとした硬めの人工芝見本と比べるとフワフワ感がまったく違います。

イベント時、人工芝の上にシートを敷いて保護している間に人工芝が寝てしまうので、試合の前にはそれをフワフワに戻すためにスタッフ総出で2日ほどかかるそう。この広いフィールドの人工芝のお手入れは気が遠くなりそうですが、スタッフの方々の尽力があってリアルの芝に近い、フワフワ人工芝が維持されています。

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テレビで観る3塁側のベンチが目の前に

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フィールドに座りながら人工芝の説明を聞く

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4代目フワフワの人工芝の奥にはラバーが

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初代人工芝と4代目フワフワの人工芝の比較

ここで自由時間になりました。試合のない日だからこそのお楽しみである「自分の姿が世界最大級のホークスビジョンに映し出される体験」はツアーの素敵な思い出に。試合がある日は選手の姿は見れますが、試合がある日は練習中の選手のためにこの演出はできないそうです。

そして、なりきり写真撮影はもちろんのこと、フィールドに寝転んだり、3塁側ベンチで選手気分を味わうこともできます。さらにテンションが上がってきました。なんと!応援グッズやユニフォームを自由に使ってなりきり撮影が楽しめます。また、自撮りじゃない写真を撮りたい人は、ガイドさんやスタッフの方がカメラマンをしてくれますよ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

撮影グッズにユニフォーム、キャップなども

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ベンチで撮影できるのもツアーの醍醐味(モデルはリビングにインターンに来ていた大学生・れいかちゃん)

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試合中の選手になりきり

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ホワイトボードとブルペンのモニター

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ホークスビジョンに映った自分を誰かに撮影してもらうのもGOOD!

さらなる隠れた魅力、関係者しか入れない場所も…

自由時間が終わり、次は関係者しか入れないエリアへ。通路の壁はダークグレーとホークスのシンボルマークでもある「レボリューションイエロー」による2本のライン。審判控室の前を通り、プレスカンファレンスルームに入ります。テレビでよく見る、ホークスの選手が月間MVP受賞とかで記者会見を行っている場所です。なんと!うれしいことに、ここでもMVPのプレートを掲げて、なりきり写真が撮れますよ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

審判控室

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プレスカンファレンスルーム入口

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MVPを受賞した選手になりきり写真をパシャリ!

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「え~、ただ今より記者会見を行います」動画撮影も楽しい

ブルペンも見学できる。

プレスカンファレンスルームをあとにして、いよいよブルペンに突入します。観客から見える場所にブルペンがあって、ピッチャーの投球を見ることができる球場もありますが、このドームはベンチの奥にあります。交代するピッチャーはベンチ横の通路から歩いて出場します。ツアーに参加した日の翌日が公式戦だったため、ベンチからではなく別の通路から突撃します。

ブルペン(bull pen)とは、英語で本来は「牛の囲い場」という意味を持ちますが、野球では「野球場内にある、試合前に先発投手がピッチング練習をしたり、試合開始後は中継ぎ投手や抑え投手がピッチング練習をする投球練習場」を指します。壁には特殊なシートが貼ってあり、キャッチャーが捕球した時の音でピッチャーの調子を確認するそう。実際にブルペン内と廊下で手をたたくと音の反響の違いがわかります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

シンプル表記の「ブルペン」

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リアルで見るとマウンドとベースの距離が遠くて驚きです

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このカメラがブルペンの様子をベンチのモニターへ

ドームの隠れた魅力を最大限に伝える専属ガイド

ドームツアー「ドーム満喫コース」には、ドームガイドの存在が欠かせません。今回のツアー専属ガイドのまつもとさんは、笑顔がステキでハッキリとした大きな声でスムーズなツアー進行をしてくれるスペシャリスト。ドームガイド歴1年で一日2,3ツアーを担当しているそう。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ドームガイドのまつもとさん

一度もカンペも観ずに説明をしてくれる姿に、どうやって覚えたのですか?と聞いたところ、『すぐ覚えますよ。一日2,3ツアーを担当しているので』とのこと。選手と同じで、お客さんの見えないところでツアーを盛り上げるための準備をしている姿が想像できます。

『公式戦の前日、当日やオフシーズンなどで見学できる場所が変わるので、一年中まったく同じドームツアー内容ではないんですよ』と、まつもとさん。今回は公式戦の前日のため、ロッカールームなどは見学不可でボードでの説明だったのですが、次の参加時の宿題となりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

米国で活躍中のあの大物選手も使用した!選手がフォームを確認するミラールーム

また、今回募集がなかった他のドームツアー「アドベンチャーコース(ドームの屋根を間近で見れて、約30mの高さからドーム全体を見学)」について質問をしたところ、『ドームの屋根が高温になるため、だいたい10月から3月までのオフシーズンに開催されますよ』と、まつもとさん。野球観戦のないオフシーズンでも、ドームツアーで120%ドームを楽しめますね。

自由時間の際に、お客さんに『お写真を撮りましょうか?』とサービス精神旺盛なまつもとさんのわかりやすい解説は、ツアーが終わっても記憶に残ります。

みずほPayPayドーム福岡は、プロ野球試合やライブだけじゃない!

出典:リビングふくおか・北九州Web

いかがでしたか?野球観戦やイベントがある日もない日も、雨の日でも、家族連れ、カップル、グループ、おひとりさまも楽しめます。また、イベントの際にピッチャーマウンドはどうなるのか?ホークス「勝利の花火」の舞台の裏側やロッカールーム秘話など、隠れた魅力は数え切れません。そんなドームの知識を友人などに「コレ知ってた?」と教えてあげるのもいいでしょう。

また、「ドーム満喫コース」は、コース内容も参加した日ごとで違うという、まるで球種の多いピッチャーのように私たち参加者を魅了します。予約方法や詳細については、公式サイトを要チェック!ぜひ「ドーム満喫コース」で隠れた魅力を発見して、大満足のおでかけにしちゃいましょう♪

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