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いずれ別れるだろうな…「離婚する夫婦」に見られやすい前兆

  • 2024.9.14

離婚の危機というのは、いきなり訪れるものではないでしょう。いろいろなことが積もり積もって起こるものなので、その前兆に気づけば関係の修復もしていけるはずです。そこで今回は、「離婚する夫婦」に見られやすい前兆について紹介します。

同じ空間で過ごさない

「夫婦関係が最悪のときは、家にいても別々の部屋で過ごしていました。私がリビングでテレビを観ていると、夫は寝室に籠ってずっとスマホをいじっているような状態でした」(30代・女性・IT)

一緒に過ごす時間が減っていけば、愛情も薄れていきやすいものです。家にいるのに同じ空間で過ごさなくなってしまったら危ないかも。常に一緒にいる必要はないですが、夫婦で過ごす時間も持つようにしないと、一緒にいる意味を失ってしまいかねないでしょう。

情報共有をほぼしていない

「共働きなので、以前はお互いのスケジュールを細かく知っていたけど、だんだん共有しなくなってしまって…。近況もほとんど話さなくなり、どんどん距離ができてしまいました」(20代・男性・WEBディレクター)

夫婦であれば、お互いの予定や近況などの情報をある程度は把握し合っているはず。情報共有をしなくなるのは、相手への興味がなくなっている証拠とも言えます。過干渉は煙たがられますが、全く干渉をしないのは無関心だと思われてしまいますよ。

LINEでしか話さない

「離婚する直前には、もうLINEでしか会話をしていなかったです。連絡事項をLINEで伝えるだけ。それ以外は言葉を交わす気にもなれなくて、一緒に住んでいるのにほぼ会話はゼロでしたね」(30代・女性・出版)

いつまでもいい関係性でいるためには、やはりコミュニケーションが何よりも大切。会話がなくなったり、会話をしても相手の話をきちんと聞かなくなったりすると、関係性が冷めていく大きな原因になるでしょう。直接の会話ではなくLINEでの連絡しかしなくなるのは、末期状態と言えるかもしれません。

喧嘩すら起こらない

「限界を超えてしまうと、もう喧嘩も起こらなくなります。怒りよりも呆れるみたいな感情が強くなるので……。“どうせ言ってもムダだしな”って思ってしまうことも多かったですね」(30代・女性・音楽関係)

相手に興味がなくなると、全てがどうでもよくなるような気持ちになるのでしょう。喧嘩をするのは、ふたりの関係を改善したいという思いがあるからこそ起こるものなのかもしれません。不満を吐き出す気になれなかったり、不満にすら思わなくなったりした場合は、極めて危険な状態でしょう。

今回紹介したような状況に陥ってしまった場合は、離婚の危機が迫っている可能性があります。しっかりと話し合えば改善する余地はあるはずなので、まずはお互いが歩み寄ることが重要でしょう。
©polkadot/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

文・山田周平

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