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「ランチの予算だけど──」提案されたお店に「さすがに行けないわ」ママ友のマウント攻撃にびっくり

  • 2024.9.14

自分が家計をやりくりしていると、ママ友とのランチはリーズナブルなものを選びたいと思う人が多いのではないでしょうか。今回はそんなママ友ランチのお店選びで、あるママ友と大幅な金銭感覚の違いに驚いた経験のある筆者の知人Mさんから聞いたお話です。

画像: 「ランチの予算だけど──」提案されたお店に「さすがに行けないわ」ママ友のマウント攻撃にびっくり

突然ランチに誘われて

Mさんは当時、幼稚園に通う娘をもつ専業主婦。年に1回の家族旅行のため、日々節約を心がけて家計のやりくりをしていました。

そんなある日、Mさんは娘の幼稚園のママ友たちの間でマウントを取ろうとすることで有名なママに、突然ランチに誘われたのです。
「Mさん、今度ランチにご一緒したいわ」
そのマウンティングママはご主人が会社をいくつか経営している、いわゆるセレブママ。いつも数人の取り巻きを連れていましたが、最近はひとりで行動しているのをよく見かけるようになっていました。
「急にどうしたのかな……」
なぜ庶民派の代表のような私とランチしたいんだろう。内心そう思いながらも、なんとなく断れずにOKしてしまいました。

提案されたお店は……

「Mさん、ランチはこのお店でいいかしら。日にちが決まったら予約しておくわ」
マウンティングママはMさんにお店のHPが表示されたスマホ画面を見せてきました。
「え、ここはちょっと……」
Mさんはお店のメニューと料金を見てビックリ。
いつもは他のママ友たちとファミレスで1,000円くらいのランチをしていましたが、なんとマウンティングママが提案してきたのは6,400円のフルコースを出すお店だったのです。

「さすがに行けないわ、高すぎる」
マウンティングママに他のお店にしてもらえないか尋ねたMさん。
「えぇ~! これより安いお店は耐えられないわ、舌がバカになっちゃう。ねえ、これぐらい普通じゃないの? いつもどんなもの食べてるの」

マウンティングママの言葉に、Mさんはランチを断ることを決めました。
「ごめんね、ちょっと金銭感覚が違いすぎる」
最近マウンティングママの取り巻きがいないのはこのせいか、と気づいたMさん。ランチ代でマウンティングをされるのはまっぴらだと思い、Mさんはマウンティングママと距離を置くことに。

その後マウンティングママは同じようなことを他のママ友にもしたようで、卒園の頃には皆に距離を置かれていたそうです。

たまにならいいのかもしれませんが、さすがに6,400円のランチ代は高すぎますよね。誘ってくれたのはありがたかったのですが、金銭感覚が近いお友達とランチに行ってほしいですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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