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【MLB】大谷翔平はプレーオフで登板するのか……「50-50と復活マウンドが実現したら伝説になる」と米メディア 緊急アンケートでは否定派多数

  • 2024.9.14
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャースデーブ・ロバーツ監督の発言が波紋を呼んでいる。13日(日本時間14日)に行われたブレーブス戦の試合前、右肘リハビリ中の大谷翔平投手について「プレーオフでの登板の可能性は極めて低い。しかしゼロではない」とコメント。今季中の復帰登板を探る意思を見せたことで、多くの米メディアが反応。賛否両論入り乱れる事態となった。

■「可能性は低いがゼロではない」

大谷の登板について、ロバーツ監督は「リハビリは長期戦。10月を終えてもまだ多くの作業が残っているだろう。ただ、リハビリのモチベーションという意味で、オオタニが心の中に“プレーオフでの登板”を持ってくれていたらうれしい」とコメント。その上で「実現する可能性は非常に低いが、ゼロではない」とし、今季中の復活登板に含みを持たせた。
このコメントを受けて、米メディア『ドジャース・ネーション』は「ロバーツ監督はショウヘイ・オオタニが10月に登板する可能性について否定しなかった」という見出しを掲げ、記事を公開。「もしオオタニが史上初の50本塁打・50盗塁を達成し、さらにポストシーズンで昨年8月以来となるマウンドに立ったなら、それはもう伝説となる。彼はすでにナ・リーグMVPの最有力候補だが、もし投手として復帰すれば、彼がMVPであること、その正当性に疑問の余地を挟むことはなくなるだろう」と主張。そして「オオタニの素晴らしい実績を考えると、ポストシーズンで彼がマウンドに立つ姿を目撃したとしても不思議ではない」と記し、期待を寄せた。

■「投げるとしたらリリーフから」

同メディアは公式X(旧ツイッター)で「ドジャースはポストシーズンで、オオタニを投手として起用すべきか」というアンケートも開催。ここでは3000人超から回答が寄せられた段階で、「起用すべき」が3割、「起用すべきではない」が7割となっている。
ファンからは「無理はしないほうがいい。来季に備えて腕を大切にすべき」「リスクがある」「激しくノー」と言った声がある一方、「許可が出るならいいのでは?」「彼が大丈夫だと言うなら、なぜダメなんだ」という肯定的な意見も散見した。
また、米老舗スポーツ誌『スポーツイラストレイテッド』の電子版も「ドジャース、ショウヘイ・オオタニのプレーオフでの登板を否定せず」と題して速報。「もしオオタニがポストシーズンで登板するとしたら、おそらくブルペンからだろう(まだ可能性は低いが)。しかし、彼は何と言ってもショウヘイ・オオタニである。それが実現しないと誰が言い切れるだろうか」と記し、前人未踏の記録を次々と打ち立てている大谷ならサプライズを起こす可能性は十分にあると訴えた。

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