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季節の果物「いちじく」に少し手を加えて。食物繊維たっぷり!秋の胃腸を癒す「いちじく寒天ゼリー」

  • 2024.9.14

今年は特に暑い秋の始まりですね。

それでも、夕方以降はぐっと気温も下がり、すず虫の声も聞こえるようになりました。

私の家の周りでは京都市の住宅街とはいえ、お庭に「いちじく」を植えている家庭も多く、今年もたわわに実り始めています。

そのまま食べても美味しい「いちじく」ですが、少し手間を加えてまだ暑い季節に嬉しい「寒天ゼリー」にしてみませんか。

いちじく寒天ゼリー
いちじく寒天ゼリー

いちじく

いちじくの中にある、白く柔らかいツブツブの部分は、果実ではなく、なんと花。

実に見える部分の中に花を咲かせ、外からは花をつけないように見えるために、漢字で「無花果」と名付けられているようです。

夏に熟すものと秋に熟すものと熟し方には2通りあり、スーパーには6月頃から10月頃まで並んでいます。今まさに旬の秋に熟す方が甘みは強いようです。

いちじく
いちじく

いちじくは、そのままでも甘く糖質も含まれますが、食物繊維が豊富なため、便通を改善し、血糖値の上昇も緩やかにしてくれる作用があるので糖尿病予防にもなります。

食物繊維の中でも水溶性食物繊維も比較的多いので、糖や脂質、塩分を体外に排出する役目もあります。

消化酵素も含み、食後の消化を助けてくれるので、夏バテした胃腸に優しいスイーツとして是非取り入れていただきたいと思います!

今回の寒天ゼリーでは、寒天の食物繊維もとれます。寒天は、その主成分がほとんど水溶性の食物繊維。カロリーも低く、ゼリーと言ってもヘルシーでおすすめですよ。

【食物繊維たっぷり!秋の胃腸を癒す「いちじく寒天ゼリー」】

いちじく寒天ゼリー
いちじく寒天ゼリー

◉材料(4人分)

・いちじく・・・2個

・リンゴジュース・・・250ml

・寒天パウダー・・・1~2g

・お好みで砂糖やメープルシロップなどの甘味料・・・大さじ1

◉作り方

1. いちじくは洗って半分にきる(皮は剥かなくてもよいが剥いたほうが食べやすい)

2. リンゴジュース(と甘味料)と寒天パウダーを小鍋に入れ煮溶かす。沸騰してから1分ほどはよく混ぜながら溶かす

3. 容器を一度水でしっかり濡らし、カットしたいちじくの断面を下にして並べる

4. 2で作った液をそっと流し入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やして完成。

いちじくゼリー
いちじくゼリー

液を流し入れる時、いちじくが浮いてくることがあります。

綺麗に並ばせたければ、そっと爪楊枝などで底面に押し戻してあげれば大丈夫。

取り出す時は、お皿の上にピッタリ容器をつけてひっくり返せば綺麗に型取れしますよ!

YOKO

獣医師であり栄養学講師。京都市在住。【Vegan&Glutenfree料理オンライン専門学校】を開設。マンツーマンで「からだと地球に優しいパン・お菓子」を教えている。おうちにいながらプロの栄養学が学べ、資格も取れるところが人気のヒミツ。3人子育てママでもあり、開発するお手軽レシピは【食べてきれい、健康になれる幸せスイーツ】。特定原材料28品目不使用の完全アレルゲンフリーのケーキもワンボウルで作れるのはここだけ。京都ならではのお豆腐やおから、抹茶スイーツなどで糖質オフ、コレステロールゼロ、良質なタンパク質などを叶えている。オートミールレシピやロースイーツも多数。衣食住にこだわりフェア、オーガニックでナチュラルな生活を実践している。男性やお子様も気兼ねなくどうぞ。※サスティナブルな教室として国連の掲げるSDGsに取り組んでいます※ピアノ指導併設~簡単でおいしいレシピが知りたいと思ったら~お問い合わせ、ご予約・公式LINE→https://lin.ee/wIP5cbTまたは@052buxlrで検索・mail:piano.sweets.juneberry@gmail.com

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