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高飛車な姑「孫なら言うこと聞いて当たり前」家族内での送迎トラブルに → 姑の友人が発した一言

  • 2024.9.14

例え家族であっても「親しき中にも礼儀あり」の精神は大事ですよね。
ですが中には「良くして貰って当たり前」と勘違いしてしまうケースもあるそうです。
そこで今回は、筆者の知人女性Oから聞いた家族間でのエピソードを紹介しますね!

画像: 高飛車な姑「孫なら言うこと聞いて当たり前」家族内での送迎トラブルに → 姑の友人が発した一言

優しい孫娘

私の知人女性Oは、姑と同居しています。
Oには大学生の娘がいるのですが、この娘はとても優しい性格の持ち主で、頻繁に祖母である姑の送迎を行ってくれていました。

祖母が家から1時間程離れた場所にある美容室に通っていることもあり、月に1度は1時間掛けて、車で美容室まで送迎していたそうです。
ですが娘が「おばあちゃん、最近お金が苦しくなっちゃったの。ガソリン代、ちょっと出してくれないかな?」と言っても、姑は決してお金を出そうとしませんでした。

姑の言い分

姑の主張によると「家族なんだから、ガソリン代なんか出す必要ないわよ」とのことです。
それを聞いて娘もそれ以上は言わなかったのですが、ある日、こんなことが起こりました。
家に姑の友人が来ており、そこで姑がこんな話をし始めたのです。

「うちの孫ったら、美容室まで車で送迎した分のガソリン代をよこせって言うのよ! おばあちゃんに向かって、なんてこと言うのかしらね! これも嫁の教育が悪いせいだわ!」
その場に居合わせたOと娘は、それを聞いて居心地の悪さを覚えましたが、そこで姑の友人から発せられたのは意外な言葉でした。

猛省する結果に

「いえいえ。あなたの行きつけの美容室は此処から遠いし、ガソリン代を出して当然じゃない? お孫さんは貴重な時間を、あなたの為に使ってくれてるんだから」
友人にたしなめられて、さすがに姑もバツが悪かったのか、そのまま赤面して黙り込んでしまいました。

姑にも悪気はなかったのかもしれませんが、それからは友人に諭されたこともあり、きちんとOの娘にガソリン代を支払うようになったといいます。
また、その度に「本当にありがとう」とのお礼も言うようになりました。

大事な家族だからこそ「やって貰って当たり前」ではなく、常に感謝と思いやりの精神を持ちたいなと思えたエピソードです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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