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仲間外れに加担する親友「それでいいんだね?」淡い期待を打ち砕かれた返事

  • 2024.9.18

中学生というと多感な時期、友人関係や上下関係で問題が起きた経験を持つ人もいるかもしれません。芸子(@geiko_tumu)さんもそんな1人。バスケ部に入り、持ち前の運動神経の良さで1年生ながらレギュラーに選ばれます。親友2人との楽しい毎日、忙しいながらも充実した日々を送っていた芸子さんでした。しかし、ある日のこと、親友の芽衣に無視されてしまいます。無視や仲間外れよりも、芸子さんが悲しかったこととは一体何だったのでしょうか。『思い出小話』ダイジェストでごらんください。

©geiko_tumu
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何度話しかけても、何も言わない親友

部活後はいつも一緒に帰っていた芸子さんと芽衣。無視されながらも、芸子さんは何度も芽衣に話しかけます。それを見ていたマナはばかにしたように笑いますが、芽衣は相変わらず黙ったまま…。

マナが無視するように仕向けているというのはわかりきっているものの、芸子さんとしては親友である芽衣の口から、何か言ってほしかったのでしょうね。

芽衣の放った2文字で、もっとも傷ついた

©geiko_tumu
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芽衣の性格を知り尽くしていた芸子さん。芽衣がマナに逆らえないことはわかっていました。逆らえば、クラスで仲間外れにされた子のようになることも。だからこそ、芸子さんは無視するのは仕方ないと思うことができました。しかし、芸子さんは芽衣と過ごしたかけがえのない日々が、簡単にひっくり返ってしまうことが、悲しくてたまりませんでした。

芽衣の気持ちも、芸子さんの気持ちもどちらも理解できるからこそ、とても悲しいシーンです。親友の「…うん」というたった2文字で、芸子さんにとっては「過去の関係性すら崩れた」と感じるのに十分だったのですね。

マナはなぜこんなことをするのか…理解に苦しみますね。

亜美にはすぐにバレてしまった

©geiko_tumu
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もう1人の親友・亜美には、芽衣とのことやバスケ部で仲間外れにされていることを言えずにいた芸子さん。しかし、偶然マナと芽衣に遭遇。仲間はずれにされていることが知られてしまいましたが、深刻に考えてしまう話題を、暗くならないように笑って聞いた亜美。きっと芸子はそんな亜美に救われたのではないでしょうか。

中学生という多感な時期に起こった人間関係のトラブル。中学時代に似た問題に直面した方にとっては、懐かしく、そして当時を思い出して苦しさもよみがえる作品かもしれません。しかし、この経験をへて大人になった芸子さんが描くからこそ、当時の苦しみも救いもリアルに読み取れます。人間関係の難しさも、友人の心強さも感じられる青春エッセー漫画です。

著者:ママリ編集部

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