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もはや本家。 カイア・ガーバー、母シンディ・クロフォードのアカデミー賞ルックを完全再現

  • 2024.9.14
2024 Toronto International Film Festival - "Shell" Premiere

母親のクローゼットにあるアイテムを拝借するのは、娘としての務めを果たしているようなものだ。そうしてかつて母親が愛用していた服を娘が着ると少しばかりは似るものだが、シンディ・クロフォードカイア・ガーバー母娘にもなるとレベルが違う。

9月12日(現地時間)、トロント国際映画祭で行われた『Shell(原題)』のプレミアに白いエルベ レジェHERVÉ LÉGER)のカスタムドレスを纏って出席したガーバー。その姿は若かりし頃の母そのもの。ドレスのスイートハートネックからアンダーワイヤー入りのカップ、足もとの白いポインテッドトゥシューズまで、クロフォードが1993年のアカデミー賞で着用したアイコニックなレッドカーペットルックを完全再現していた。

2024年トロント国際映画祭でのカイア・ガーバー。
2024 Toronto International Film Festival - "Shell" Premiere2024年トロント国際映画祭でのカイア・ガーバー。
1993年、当時の夫リチャード・ギアとアカデミー賞に出席したシンディ・クロフォード。
Cindy Crawford And Richard Gere During 65th Annual Academy Awards1993年、当時の夫リチャード・ギアとアカデミー賞に出席したシンディ・クロフォード。

「カイアがトロント国際映画祭のムードボードを送ってきて、そこに入っていた参考画像のひとつが(クロフォードの)このドレスのものでした」とガーバーのスタイリストのモリー・ディクソンは語る。「シンディのアイコニックなルックをオマージュしたら、きっと素晴らしいコーデになると思ったんです」

ドレスとシューズにとどまらず、アクセサリーも当時のクロフォードを意識したピースを選んだガーバーは、この日のために母自身のジュエリーコレクションからヴィンテージのダイヤモンドネックレスとイヤリング、そしてヴィンテージのオメガOMEGA)の腕時計を拝借。細部まで見事な再現度のルックを完成させた。

トロント国際映画祭で行われた『Saturday Night(原題)』のプレミアにて。
2024 Toronto International Film Festival - "Saturday Night" Premiereトロント国際映画祭で行われた『Saturday Night(原題)』のプレミアにて。

同映画祭で行われた『Saturday Night(原題)』のプレミアにはダナ・キャランDONNA KARAN)によるアーカイブドレスを着用したガーバーだが、エリザベス・モスケイト・ハドソンをはじめとする実力派キャストと肩を並べる『Shell』のプレミアでは、インパクトあるルックが必要だったと話すディクソン。幸いにもガーバーには、こういったときにこそ力を発揮する「シンディ・クロフォードのクローゼット」という切り札がある。

Text: Hannah Jackson Adaptation: Anzu Kawano

From VOGUE.COM

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