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コンビニ店員「お客様、ありがとうございます(涙)」レジ前の長蛇の列での【心遣い】に「ホッとした」

  • 2024.9.14

忙しい日々の中で、見過ごしがちな「小さな心遣い」に気づくと、日常が少し豊かになることがあります。
今回は、そんな温かな瞬間を感じた知人K子が、コンビニ勤務の経験を通じて語ってくれたエピソードをご紹介します。

画像: コンビニ店員「お客様、ありがとうございます(涙)」レジ前の長蛇の列での【心遣い】に「ホッとした」

日常の中で輝く小さな心遣い

K子は、郊外のコンビニでパートを始めて1年半が経ちました。

このコンビニは、広い駐車場があり、近くの会社に勤めるトラック運転手や会社員が昼食を求めてやってくるので、特にお昼の時間帯はいつも長蛇の列で大忙しです。

そんな中、毎日大量のパンを買っていく配送員の男性がいました。

彼は決して言葉数が多いわけではありませんが、購入するパンや飲み物を全てバーコードが見えるように並べて、K子がスキャンしやすいようにしてくれるのです。

そんなちょっとした心遣いが、K子にとってはとてもありがたく、忙しさの中でもホッとできる瞬間になっていました。

常連客との心の交流

K子が働くコンビニには、配送員の男性以外にも気を配ってくれる常連客が何人かいました。

例えば、ある会社員の男性は、K子が会計をスムーズに進められるように、いつも決まった場所に商品を置いてくれます。

また、毎朝同じ時間に来る高齢の女性は、K子が「おはようございます」と挨拶すると、にっこりと笑って返してくれます。

このような小さなやりとりがK子の心を温かくし、日々の仕事を楽しく感じさせてくれるのです。

レジでわずか数分間のやりとりですが、K子にとっては仕事を超えて「人と人との繋がり」を感じられる大切な時間になっていました。

安心感を与える存在として

ある日、K子は常連のお客から「いつもの時間に、いつもの人が立っていると安心する」と言われました。

この言葉はK子にとって大きな励みとなり、仕事へのやる気がさらに高まりました。

コンビニという一見単調な環境でも、そこに毎日立っていることが誰かにとっての安心感に繋がることを知ったK子。

それ以来、彼女は「自分がここにいることで誰かがホッとする」という思いを胸に、毎日の仕事に取り組んでいます。

感謝のループ

K子はただ商品を売るだけでなく、お客さんに小さな喜びや安心感を届けることにやりがいを感じている様子。

周りのさりげない心遣いに気付き、感謝の気持ちを忘れずに働くK子の姿はとてもステキですね。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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