1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 嫁を見下し続けた【50代の義妹】両親が他界すると「一緒に住もう♡」これからは一人で生きてください

嫁を見下し続けた【50代の義妹】両親が他界すると「一緒に住もう♡」これからは一人で生きてください

  • 2024.9.14

両親と同居し家事はせずにわがまま放題の小姑。
両親が他界した後は、もちろん一人残されることになるわけですが……。
急に態度を変えてすり寄ってきた時、あなただったらどうしますか?
これは筆者の知人50代女性から聞いた体験談です。

画像: 嫁を見下し続けた【50代の義妹】両親が他界すると「一緒に住もう♡」これからは一人で生きてください

対照的なふたり

夫の妹の由香(仮名)は有名私立大学を卒業したのち、大手商社に就職し総合職としてキャリアを重ねやがて管理職に。

結婚することなく両親のもとで仕事を続けていました。

いっぽう私は専門学校卒業後に一般企業に就職し3年ほど働き、夫との結婚を機に専業主婦に。

社会で男性職員と肩を並べて第一線で仕事を続けていることに誇りを感じている由香は、家庭に入り仕事をしている専業主婦を見下しているところがあったのです。

その感情は義姉の私に対しても同様で、私が義実家を訪ねた時もどこか見下したような態度で接してきました。

甘やかされて育った義妹

由香は義両親にずいぶん甘やかされて育てられました。

義両親は由香には子どものころから欲しいものは何でも買い与え、身の周りのことも親まかせ、社会人になってからはお給料を家に入れることもなく派手に遊んでいた由香に、なにひとつ文句を言いませんでした。

年末年始やお盆に私たち一家が義実家を訪ねた際も、食事の支度や片づけをすることなくお客さんのように座っている由香。

「私は嫁だから仕方ないにしても、少しくらいは義母の手伝いをすれば良いのに」
と私は内心モヤモヤ。

私のことを見下した態度をとることも、由香のわがままっぷりを目にすることも、義実家に行った時だけのことだからと我慢していたのですが、その後由香の態度が豹変する出来事があったのです。

自立した人になってください

由香が50代に入ったころから義両親が体調を崩すようになり、介護が必要な状態になってきました。

由香は仕事を理由に義両親の介護を私に押し付け、自分は一切手を貸すことなく自由に遊んで過ごしていました。

その後相次いで義両親が亡くなり一人になった由香は、途端に私たち夫婦にすり寄り
「兄妹なんだから一緒に住まないか」
と言ってきたのです!

由香の今までの態度に憤慨していた私は
「今まで好き放題に過ごしてきたんだから、自分のことは自分で何とかしてください」
と突き放しました。

由香はしぶしぶ義両親が残した家を処分して、今はマンションで一人暮らしをしています。

仕事が忙しいのはわかりますが、身の周りのことくらいは自分でやってもらいたいですよね。今まで親に甘ったれていた気持ちはきっぱり捨てて、これからは自分のことは自分で何とかできるようになってほしいと思っています。

【体験者:50代・専業主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

元記事で読む
の記事をもっとみる