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【第5子ご出産】元EXILEメンバーとの再婚は「友達関係から正直に向き合い、信頼関係ができて本当の家族に」

  • 2024.9.14

ステップファミリーとは、子連れで再婚、同居してできた新しい家族のこと。40代のシングルマザーの再婚率は令和4年には1割を超え、年々増加しており、ステップファミリーも増えています。血の繋がりのない者同士が、どうやって新しい家族の形をつくっていくのかを、当事者のみなさんに語っていただきました。今回はつい先日第5子をご出産された、実業家の宮崎麗果さんです。

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宮崎麗果さん 36歳東京都在住 実業家

友達関係から正直に向き合い、信頼関係ができて本当の家族になれた

宮崎麗果さんは2度の離婚を経験。シングルマザーとして二人の子どもを育てているときに、元EXILEメンバーの黒木啓司さんと出会います。

「出会いの第一印象は『すごく純粋で素直な人』でした。とても新鮮で、まったくこんなに嘘がない人っているのかと思いました。私は子どもがいましたし、離婚を経験して、『もう恋愛はいいかな』と思っていた時期だったので、彼を恋愛対象としては見ていませんでした」。友人を含め、何度か会ううちに純粋でおおらかで自分らしく生きていて、正直に向き合ってくれる啓司さんに惹かれていきました。

「シングルマザーで子どもがいることは話していましたが、付き合う=結婚と考えてくれていた彼とお付き合いするのは、覚悟を持って向き合わないといけないと思いました」。そのために、これまでの経験を振り返り「自分のどこがダメだったのか」を考えたと言います。

「これまでの私は素直になるということが苦手なタイプだったと思います。甘えたいのに言葉に出きなかったり、意地を張って謝れなかったり」。

そんな麗果さんに、素直になったほうがいいと気づかせてくれたのが啓司さんでした。「シングルマザーだったので、働いている間、子どもたちは実家で預かってくれてとても助かりました。でも接する時間がほとんどなく、寂しい想いをさせてしまっているという罪悪感もありました。その後、啓司さんと出会い、付き合うことになった彼が『家族みんなで一緒に住もう』と、当然のように提案してくれたときは、本当に嬉しかったです」。子どもたちも啓司さんと以前から一緒に遊んでいたので、一緒に住むことをすんなりと受け入れたそう。意見が違った際には、その都度話し合いをし、また「ごめんね」とお互いに言えるので、大喧嘩にはならないそうです。

「彼は子どもたちと接する際、大人目線ではなく、子どもと同じ目線で話すんです。注意するときも『それをやられちゃうとパパ悲しいな』とか。子ども、大人、分け隔てのない姿勢が尊敬できました。恋愛をして結婚したという感じではなく、信頼関係が出来上がって、友達から家族になったという感覚です」。

シングルマザーである自分との結婚発表は、啓司さんにとってネガティブなイメージになるのでは、と悩んだという麗果さん。「でも彼は『別に恥ずかしいことじゃないし、隠すことじゃないから、堂々としよう』と言ってくれました。また、子どもたちに対しても、『一番大事なのは子どもの気持ち』と、隠すのではなくこの関係をオープンにしようと言ってくれました。その言葉に救われ、私たちは家族になれました。これからもお互いに『ごめんね』と素直に言える夫婦でいたいです」。

自身が体調を崩したときの経験をもとに、「たくさんの人に健康になってほしい」との思いが詰まった植物療法専門店「Vitolabo」をオープン。

<編集後記>自分らしく生きて正直に向き合っていく姿が素敵でした

一時人間不信だったという麗果さんの心をオープンにしてくれたのは、嘘をつかない正直な啓司さん。啓司さんのお話をする麗果さんはすごく可愛くて、「素直ではなかった」という昔の姿が想像できませんでした。自分の家族よりも信用できる人を見つけるには、素直さが必要と感じ、私の家族にも伝えていこうと思います。(ライター 加藤景子)

ワンピース¥38,500(マルモア/DMC)ピアス¥57,200リング¥47,300〈ともにミチ ウィルウェイ〉ネックレス¥63,800〈アナプノエ〉(すべてフォーティーン ショールーム)

撮影/BOCO ヘア・メーク/日高 咲(ilumini.)スタイリスト/栗尾美月 取材/加藤景子 ※情報は2024年8月号掲載時のものです。

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