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【第1話が肝心】序盤からグイグイ引き込まれる韓ドラ厳選この5本!

  • 2024.9.14

ドラマの制作者が最も心掛けるのは「視聴者をいかに第1話から引き込むか」ということ。そういう意味で、序盤の展開に最大の工夫をこらしている。その点で大成功した韓国ドラマを5本ピックアップしてみよう。

●『D.P.―脱走兵追跡官―』(2021年)

出演者(役名)
チョン・ヘイン(アン・ジュノ)
ク・ギョファン(ハン・ホヨル)
キム・ソンギュン(パク・ボムグ)
ソン・ソック(イム・ジソプ)

〔序盤からどこが凄いか〕チョン・ヘインが演じるアン・ジュノはとても正義感が強い。そんな彼が入隊すると、先輩兵士の過酷ないじめが日常茶飯事だった。第1話から壮絶な軍隊の現実が出てくるのだ。

納得できないアン・ジュノは標的になってしまうが、背が高いという理由で特別な任務に就くようになる。それこそが憲兵隊であり、脱走した兵士を逮捕する役目なのだ。ここから脱走兵とアン・ジュノの駆け引きが繰り広げられていく。

●『シスターズ』(2022年)

出演者(役名)
キム・ゴウン(オ・インジュ)
ナム・ジヒョン(オ・インギョン)
パク・ジフ(オ・イネ)
カン・フン(ハ・ジョンホ)

〔序盤からどこが凄いか〕第1話から凄まじい展開になっている。まず、主役となる3姉妹のそれぞれの境遇が紹介される。その中で一番年上のインジュが勤めていた会社の不正経理事件が発覚する。

その事件にインジュが巻き込まれるのだが、彼女は思わぬ大金を預かることになる。そこには「巨大な闇」が潜んでいて、世にも恐ろしい大事件が次々に予告されていく。

ソン・ジュンギ、チョン・ヘイン、キム・ゴウン
左から『ヴィンチェンツォ』のソン・ジュンギ、『D.P.―脱走兵追跡官―』のチョン・ヘイン、『シスターズ』のキム・ゴウン(写真提供=OSEN)

●『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(2018~2019年)

出演者(役名)
ヨム・ジョンア(ハン・ソジン)
イ・テラン(イ・スイム)
キム・ソヒョン(キム・ジュヨン)
ユン・セア(ノ・スンヘ)

〔序盤からどこが凄いか〕物語が描くのは「SKYキャッスル」と言われる超高級住宅の人たち。みんなが自分の子供を超難関の大学に入学させることにヒステリックになっている。そんな中で、ソジンは娘をソウル大学に入れるためにあらゆる手を使うのだが、最も成功している先輩を見習おうとする。

しかし、絶頂のはずの先輩が不可解な自殺を遂げてしまう。なぜそんなことが起きたのか。そこから「SKYキャッスル」の本質が暴き出されていく。

●『未成年裁判』(2022年)

出演者(役名)
キム・ヘス(シム・ウンソク)
キム・ムヨル(チャ・テジュ)
イ・ソンミン(カン・ウォンジュン)
イ・ジョンウン(ナ・グニ)

〔序盤からどこが凄いか〕キム・ヘスが演じるシム・ウンソクは、地裁の少年刑事担当の判事だ。他の人間とは迎合しない孤独な性格で、未成年犯罪を嫌悪している。

そんな彼女の仕事ぶりが徹底的に序盤から描かれていく。同僚のチャ・テジュは温かさを感じさせる人情家。こうして2人の対比が序盤から鮮明になっていって、様々な事件がスリリングな展開で描かれていく。

●『ヴィンチェンツォ』(2021年)

出演者(役名)
ソン・ジュンギ(ヴィンチェンツォ・カサノ)
チョン・ヨビン(ホン・チャヨン)
オク・テギョン(チャン・ジュヌ)
ユ・ジェミョン(ホン・ユチャン)

〔序盤からどこが凄いか〕とてもスケールが大きいドラマだ。ソン・ジュンギが演じるヴィンチェンツォ・カサノは、イタリアのマフィアの顧問弁護士となっているが、ボスが死んでから突然の内紛が起こり、結局は裏切られてしまった。

そして、韓国に帰ってきて、特別なビルの地下で眠っている金塊を奪い取るというミッションに挑んでいく。とにかく、第1話のアクションシーンの迫力に圧倒される。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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