”都市伝説ホラー”の最高傑作は？ プロが厳選する名作（3）これが実話…！？ 悪魔に憑かれた娘が恐ろしい

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、実在の事件や都市伝説を題材にしたホラー映画をセレクト。リアリティあふれる恐怖描写に震えること間違いなし。鑑賞後にモデルとなった事件を調べるのも乙な楽しみ方かも！？ 今回は第3回。

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『ポゼッション』（2012）
上映時間：９２分
製作国：アメリカ、カナダ
監督：オーレ・ボールネダル
脚本：ジュリエット・スノードン、スタイルズ・ホワイト
キャスト：ジェフリー・ディーン・モーガン、キーラ・セジウィック、マディソン・ダベンポート、ナターシャ・カリス

【作品内容】

バツイチの独身男クライドは、男手ひとつで2人の娘を育てている。
次女のエミリーは、ガレージセールで古ぼけた木箱を購入。それ以降、エミリーの性格は暴力的になり、心配になったクライドは調査を開始するが、“悪魔の箱”の影響により、エミリーの身体は何かに乗っ取られているのだった…。

『死霊のはらわた』のサム・ライミが製作総指揮を務めた、アメリカ・カナダ合作のホラー映画。悪魔を封印しているという実在の箱をモチーフにした作品。

通常のホラー映画であれば、悪魔はひっそりと闇の中に潜んでいる。しかし、今作に登場する悪魔は、現実でも姿を見ることができ、鏡をみれば口の中に潜んでいたり、レントゲンに写り込んだりするなど、クリーチャーじみている点が個人的には興味深い。このように、悪魔の表現に見どころのある作品となっている。