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ご飯が止まらん“ホクホク秋じゃが”おかず&うまみ爆発しいたけ炊き込みご飯レシピ

  • 2024.9.13

こんにちは、料理家の中願寺あゆみです。

暑さの中にもさわやかな涼しい風が吹くようになってきた今日この頃。

それと同時に、あんなにサラっとあっさり冷たいものを欲していた体も秋へ向かってチェンジ。

食欲の秋のはじまりはじまり~!

今回は、これから旬を迎える食材を使った簡単レシピをご紹介します。

1:難しいことなし!ごはんの進む芋煮「小じゃがのオイスターそぼろあん」

みずみずしい新じゃがは春が旬ですが、秋もじゃがいもの旬なのです。

小粒のじゃがいもなら、皮が薄いので剥いて使う必要もなし。見た目もかわいくて、見かけるとついつい買ってしまいます。

とろーりあんがしっかり絡むように、じゃがいもにヒビを入れるのがポイント。白ごはんが止まりませんよ。

子じゃが
画像:中願寺あゆみ

【材料(2人分)】
小粒じゃがいも・・・350g
豚ミンチ・・・100g
にんにく(みじん切り)・・・大さじ1
白ネギ(みじん切り)・・・大さじ2
青ネギ(小口切り)・・・適量
豆板醤・・・小さじ1/2
A水・・・200ml
Aオイスターソース・・・小さじ2
A鶏ガラスープの素(顆粒)・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1/2
Aかたくり粉・・・小さじ2
ごま油・・・大さじ1
塩こしょう・・・少々

<作り方>

(1)じゃがいもをきれいに洗い、鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて、水から10~15分ゆでる。竹串がすっと刺さるようになったら、ざるにあげて粗熱を取る。

(2)粗熱が取れたじゃがいもを、底が平たい瓶などでひびが少し入るように潰す(写真参照)。Aを容器に入れ、混ぜ合わせておく。

じゃがいも
画像:中願寺あゆみ

(3)フライパンにごま油、にんにくを加え火にかける。香りがたってきたら、白ネギ、豆板醤を加え、さっと炒める。豚ミンチを加え、塩こしょうをしてなるべくパラパラになるように炒める。

(4)豚ミンチに8割程度火が通ったら、じゃがいもを加えてざっくりと全体を合わせる。

(5)Aを再度しっかりと混ぜ(かたくり粉がたまっているので)、フライパンに加える。じゃがいもが崩れないように混ぜながら、沸騰後2分ほど加熱する。

(6)器に盛り、青ネギを散らす。

辛いのが苦手だったり、お子さんがいらっしゃるご家庭は、豆板醤の代わりに、醤油を小さじ1/2程度加えて味を調整してみて。

もし小粒のじゃがいもがなかった場合は 、皮を剥いて一口大に切って潰さず使えば、あとは作り方は一緒です。少し煮崩れやすくなるので気を付けて。

今回使ったじゃがいもは「アンデスレッド」。ほかのじゃがいもと比べて皮が薄いので、剥かずに調理しても気になりません。

2:シンプルイズベストでうまみ爆発!「しいたけと塩昆布の炊き込みご飯」

しいたけもおいしい季節になってきました。大好きなんですよね。そして、一番好きなのは、しいたけの軸。こりっとした歯ごたえ、濃厚な旨みと香りがたまりません。

しいたけを余すところなく使って、香りよい炊き込みご飯に仕上げました。炊いている時に部屋に広がる、いい香りもごちそうですよ。

きのこの炊き込みご飯
画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
米・・・1合
しいたけ・・・80g
塩昆布・・・10g
A酒・・・大さじ1
Aうすくち醤油・・・小さじ1
A塩・・・一つまみ
柑橘(スダチ、カボスなど)・・・適量

<作り方>

(1)米は洗って30分浸水する。しいたけは傘と軸を分ける。軸の石づきの部分(少し汚れている部分だけ)を切り落とし、軸を手で裂く。傘は薄切りにする。塩昆布はみじん切りにする。

しいたけの軸
画像:中願寺あゆみ

(2)米をざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れ、Aを加えて水をメモリまで注ぐ(※鍋の場合は、Aと水で200mlになる分量で炊いてください)。しいたけを上にのせ、炊飯する。

(3)炊き上がったら、塩昆布を加え、全体を混ぜ合わせる。

炊き込みご飯
画像:中願寺あゆみ

(4)器に盛り、柑橘を添える。

しいたけに限らずキノコ類は洗うと香りが落ちてしまうので、そのまま使います。旬の原木しいたけなどは汚れがついている場合もあるので、刷毛やキッチンペーパーでさっと落として使ってくださいね。

塩昆布を後で混ぜ込むことで、味に立体感が出ますよ。

いかがでしたか? どちらも少ない食材で作ることができるので、ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)

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