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【青髪のテツ】「失敗しない『梨』の選び方教えます」赤梨は”緑色”で青梨は”黄色”がいいって…脳バグるわ!

  • 2024.9.14

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。「梨」がおいしい季節になりました!旬が短い果物なので、なるべく新鮮で甘いものを食べたい!そんな方にとっておきの「梨の選び方」をお伝えします。梨は、大きく分けて「赤梨」と「青梨」があるんですが、赤梨は緑色っぽいのがおいしくて、青梨は黄色っぽいものがおいしいんです!って、ちょっと頭に入ってこないですよね(笑)。詳しく説明していきます!



夏が終わり、徐々に秋を感じられるようになってきましたね。 秋といえば甘くて味わい深い果物がたくさん出回ります!

特に、これからの時期は「梨」が旬。



年によって変わりますが、だいたいお盆が明けて間もなく値段が落ち着いてきて、買いやすくなってくる果物です。



梨は旬が短く、出回るのも短期間なので、今のうちにたっぷり味わいたいですよね。
ただ、同じ品種でも当たり外れが大きく、選び方を間違うと、あまりおいしくないものを買ってしまう可能性も…。 そこで今回は、おいしい梨の選び方をご紹介します。

赤梨と青梨があるって知ってた?

日本梨は、大きく分けて「赤梨」と「青梨」があり、それぞれ選び方が異なります。


左2つが赤梨の『幸水』、右2つが青梨の『二十世紀』。

赤梨の代表的な品種といえば、『幸水』『豊水』です。
幸水は夏から出回り始めるジューシーで甘い品種。豊水は、9月以降に出回る酸味と甘味のバランスのよい品種です。どちらもたくさん出回るので、ご存じの方も多いと思います。

わたしが個人的におすすめしている赤梨の品種は、鳥取県のブランド梨である『新甘泉』です。
濃厚な甘さとたっぷりの果汁で、一度食べたら虜になるおいしさがありますよ!

一方で、青梨の代表的な品種といえば、『二十世紀』です。 近年開発された品種と比べると、やや甘味や風味が物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、裏を返せばさっぱりしていてとても食べやすいです!
100年以上昔からある品種なので、ご高齢の方を中心に根強い人気があります。

青梨の品種で、わたしが個人的に推しているのは『なつひめ』。こちらも鳥取県のブランドですよ。

合言葉①「赤梨は、スベスベの緑色を選ぶべし」

ではまず、赤梨の選び方から紹介していきます。
赤梨を買うときは、以下2つのポイントを押さえて選びましょう。

①表面がスベスベしている



表面がスベスベしているものは、適度に熟しているタイミングで収穫されていると言われています。
なので、甘い可能性が高いですよ!

②お尻が緑がかっている


右の梨のように全体が緑がかっているものも。

これは品種にもよりますが、お尻が緑がかっていると、適切なタイミングで収穫された証拠だと言われています。
合わせてチェックしておきましょう。



合言葉②「青梨は黄色っぽいものを選ぶべし」

次に、青梨の選び方を紹介します。

○皮が黄色くなっている。


同じ『二十世紀』だが、右の方が皮が黄色くなっている。

青梨は、樹上で熟すと黄色くなるため、皮が黄色い方が甘い傾向にあると言われています。

ただし、青梨は収穫後も黄色く変色していくため、必ずしも黄色いものが甘いとは限りませんが、おいしいものを見分ける一つの指標にはなると思います!

合言葉③「やっぱり新鮮が一番!」

梨は、赤梨も青梨も収穫してしまうと追熟をしない果物です。
なので、鮮度がおいしさに直結します!

赤梨も青梨も、鮮度の良いものの選び方は共通しているので、ぜひチェックして新鮮なものを選んでくださいね~。 鮮度の良い梨は、次のポイントを押さえましょう!

①軸が枯れていない



梨の鮮度を見るときは、まず軸の状態をチェックしましょう。
軸がきれいで切り口が瑞々しい梨は鮮度が良いです。
逆に黒ずんでいるものは、収穫後時間が経過している証拠なので、避けるようにしましょう。

②重量感があり、皮にハリとツヤがある



次に、皮のハリや艶、重量感をチェックしましょう。
梨は収穫後時間が経ち鮮度が落ちてくると、水分が抜けて軽くなっていくんです。

水分が抜けると皮にシワができたり、ツヤがなくなったりしてきます。
ずっしりと重く、皮にハリとツヤがある梨を選ぶと良いですよ。

以上、おいしい梨の選び方の紹介でした。

梨の種類によって選び方が変わるということは、多くの人が知らないポイント!
甘くて瑞々しい梨を選んで、旬のうちにたっぷり食べてくださいね♪

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