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尾形貴弘「超気持ちいいね!これがダンスだわ!!」 東京下町でのダンスレッスン前には子どもたちと小コントも<パンサー尾形のどんぶり旅>

  • 2024.9.13
「パンサー尾形のどんぶり旅」 ※画像提供
「パンサー尾形のどんぶり旅」 ※画像提供

【写真】とんでもない衣装でダンスレッスンを受けるパンサー尾形

パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物・どんぶりを紹介する番組「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週土曜朝7:00-7:29[BSフジ])の第8回が、9月7日に放送された。パンサー・尾形貴弘が、ニッポンの名物どんぶりを求めて全国各地を巡る。今回も前回に引き続き、東京下町でダンスや名物・深川めしを楽しんでいく。

昭和の空気を色濃く残す砂町銀座商店街

やってきたのは砂町銀座商店街。昭和レトロな雰囲気を持つ商店街を歩く尾形は、懐かしい風情の街並みにたたずむ地域の服屋を訪れた。「テレビより実物がカッコいいかも」と店頭にいた女性のお世辞を受けた際は「下町のお母さんは面白いなぁ」など、まんざらでもないようすで店内へ。

「昭和チックで良いですね」と尾形がお店の雰囲気をほめると、尾形のギャグである「サンキュー」が返事として返ってくる。しっかり尾形のファンなのかもしれない。店内の商品から首元と袖口がシースルーになっている薄紫の服を買ったものの、これが“大きめの婦人服”。着てみた尾形のへそ出しパツパツルックに、スタッフも大笑いが止まらなかった。

ファッションの個性が強すぎて「これ誰かわからない…」とこぼしつつ、さらに歩いて行く尾形。続いて目に留まったのは、味噌のお店「佐野みそ」だ。全国の味噌を取り揃え、約25種類の味噌で作った味噌汁を試飲できるというお店で、入店するなり広がった味噌の香りには尾形もハイテンションに。

宮城県出身という点から仙台味噌「杜の熟王」をおすすめされた尾形は、味噌のままひと口。塩味のきいた力強いコクが特徴の仙台味噌だけに、「濃いですね!」とうなるのだった。さらに尾形の奥さんの出身地、静岡の味噌「相白味噌」を試食。するとまろやかな白味噌にしてはパンチのある味ということで、「うちの嫁っぽいわ!パーンと強気なところ」と大いに喜んだ。今度は奥さんと一緒に訪れると話し、店をあとにするのだった。

東京下町のダンススタジオで大盛り上がり

ほかにもひじきやコロッケなど下町の惣菜を味わい、お腹も膨れたころにやってきたのはダンススタジオ「QUWANDS DANCE SPACE」。なかを覗くと、少年少女が本格的なダンスのレッスンに励んでいる。

店内に尾形が入ると、驚きと喜びの声とともに拍手が。スタッフの笠木翔平さんに許可を取って、当日やって来ていた子どもたちのダンスを見せていただくことになる…のだが、その前にダンススタジオにある大きな姿見を見て「俺こんな格好してたの!?」と驚く尾形。自覚が遅れてやってきたインパクト大なファッションに、笑いが巻き起こるのだった。

ひととおりダンスレッスンのようすを見た尾形は、「俺も入りたいなあ!!」とぽつり。「ぜひ!」と笠木さんから許可をいただくと、まずは身体をほぐすストレッチを始める。普段からレッスンに励んでいる子どもたちの身体の柔らかさに驚きつつ、関節の固い尾形は子どもたちに補助をしてもらうことに。足を開いてもらうのだが、やはり普段から動かしていないからか「痛い痛い痛い!」と声をあげてしまう。子どもたちはそれを聞いて当然手を止めてしまうのだが、どうやらフリだったようで「やめないで!?」と尾形。子どもたちを巻き込んでの小コントに、スタジオの空気はすっかりゆるんだ。

子どもたちとのリズムレッスンを終えると、「踊りの最後にサンキューポーズを決めろ!」というミッションが発令。運動神経には自信がある尾形は余裕の表情だったが、実際に始まってみるとなかなか振り付けが上手く覚えられない。しかし徐々に吸収していき、最後には子どもたち皆でサンキューポーズとともに「サンキュー!!」とキメてみせるのだった。

一体感のあるダンスに、笠木さんからミッションクリアの判定をもらった尾形。「超気持ちいいね!これがダンスだわ!!」と子どもたちとハイタッチを交わし、尾形はまたどんぶり旅の続きへ戻っていく。

汗をかいたあとは名物・深川めし

ダンスで汗を流した尾形は「この格好恥ずかしくなってきた」と自分の姿を思い出して恥じらいつつ、「深川めし 八郎右衛門」というお店を発見。店主の飯島尋幸さん、ときどき1日女将を務めているという大友千里さんに出迎えていただきつつ、深川の郷土料理をいただくことに。

運ばれてきたのは、どんぶりではなくせいろに入った「深川めし」。ひと口目を運ぼうとしたところでいつものミッション「39秒ノーカット食レポを成功させろ!」が発令された。苦手意識のせいか、噛んでしまったスタッフに「噛まないでくださいよ!」と八つ当たりしつつ食レポがスタート。

ダンスでの疲れもあるのか、「深い味が…深い川のなかで食べてる感じ?」といつもより迷言多めの食レポを終えた尾形は「もうやめてくれよ…ワケわかんねえこと言ってるよ俺…」と肩を落とす。さすがに飯島さんからも「バツです」という判定。さらに“深川”と“深い川”をかけたギャグも伝わっていなかったことを知り、尾形は「おい!」とさらにダメージを受けるのだった。

江戸時代、漁師飯が庶民に人気となって家庭料理として普及した下町を代表する郷土料理「深川めし」。ミッションはともかく「風味が全然違う」と、だしと一緒に炊いている米の味わいに感心が止まらない。さらに米は深川の人たちで田植えまでしているという話を聞き、目を丸くする尾形。東京下町で出会ったすべての人達にサンキューをして、尾形のどんぶり旅は続いていく。

婦人服を着てみるなど、勢いが強過ぎた今回のどんぶり旅

今回の放送では婦人服や帽子などを使ったファッションに挑戦したり、子どもたちとのダンスに臨んだ尾形。かなり攻めたファッションに最後は恥ずかしくなっていたようだが、頭からつま先まで砂町銀座商店街を満喫したようだ。

特筆すべきは、尾形の人を巻き込む力。ストレッチの補助にあわせた「ストレッチやりすぎコント」は子どもたちと心を寄せるのを助け、ダンスの一体感を高めた。これまでもサッカー対決など、子どもたちと触れあう機会の多かった尾形。特に素直で遠慮のない子どもたちとの親和性が高いのかもしれない。

あっという間に懐へ入る尾形。今後ともさまざまな人と交流をはかり、その町ならではの魅力を発見してもらいたい。

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