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モスの「裏月見」は月見を名乗らなくても単体で十分戦える美味しさだった

  • 2024.9.13
モスの月見には二つの顔が(画像はプレスリリースより) 出典:Togetterオリジナル

モスバーガーが、月見系の期間限定メニューを2024年9月11日から販売開始した。今年は、毎年おなじみの「月見フォカッチャ」だけでなく、「裏月見」と称して「メンチカツフォカッチャ」が登場。

裏月見のほうが気になる。なんだ、裏月見って。気になったのでさっそく食べてみた。

二十六夜をイメージした…?

メンチカツ、キャベツというシンプルな構成(画像はプレスリリースより) 出典:Togetterオリジナル

裏月見ことメンチカツフォカッチャは、

小麦の香りと柔らかくもっちりとした食感が特長のフォカッチャと、カツソースに絡めたメンチカツを組み合わせた、シンプルながらも食べ応えのあるメニュー。(モスバーガーのプレスリリースより)
出典:Togetterオリジナル

とのこと。

衣全体にソースがしみ込んだメンチカツがでんと入っていて、迫力がある。他の主な具材は山盛りのキャベツ、といういたってシンプルな構成だ。

一口かじると、メンチカツの肉の旨味がすごい。カツ全体にソースがかかっているので見た目は重たそうだが、フォカッチャ、キャベツと合わせると味もこすぎず、全ての味がバランスよく調和した仕上がりだ。

完璧なバランスの一品 出典:Togetterオリジナル

他社の月見系メニューではいろんな食材を盛っていくスタイルが多いなか、モスは引き算で勝負している感がある。これが王者の余裕というやつか。非常に美味しい。

さて「裏月見」とはなんなんだ、という話。プレスリリースによると、月見系メニューでおなじみの卵が入っている「月見フォカッチャ」が「十五夜のお月見」をイメージしているのに対し、「メンチカツフォカッチャ」は

「十五夜の対称となる二十六夜をイメージ」
出典:Togetterオリジナル

しているそうだ。二十六夜…?

二十六夜ってなんだっけ、と思って調べてみたところ、「26日目に出る月、見え方は三日月の逆」という情報が出てきた。しかし「満月(十五夜)の対称となる」という情報は特にヒットしない。というか、満月の対称は普通に考えると「新月」ではないか?そこで私は思ってしまった。

二十六夜の図 出典:Togetterオリジナル

メンチカツフォカッチャを月見系メニューとするのは、さすがにちょっと無理がないか…?

何が言いたいかというと

「月見感でそんな頑張って統一しようとしなくていいよ!メンチカツフォカッチャは何もしなくても、それ単体で十分戦える美味しさだよ!!自信もって!!!」

ということである。各社がこぞって「月見系メニュー」の新商品を出すシーズンにあたって、もしかしたらモスの商品開発担当者の間で「メンチカツフォカッチャも出したいんですけど、なんとか月見系として出せないですかね…?」みたいなやり取りがあったのかもしれない。

しかし、メンチカツフォカッチャはそんなことをしなくても普通に頼みたくなるし、リピートしたくなるクオリティに仕上がっている。モスに行った折はぜひ食べてみて欲しい。

文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集:Togetterオリジナル編集部

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