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ティの高さはどう選ぶ? 意外と多いティの種類とは

  • 2024.9.13

◆ティショットの成否に直結するティの選び方

ゴルフのラウンドにおいて、ティショットはスコアを左右する非常に重要な要素です。ティショットの成功は、その後のホールの展開に大きく影響するため、プレーヤーは慎重にティの種類と高さを選ぶ必要があります。しかし、多くのゴルファーは「自分に合ったティの高さはどれくらい?」「どの種類のティを使えばいい?」といった疑問を抱えたままです。

この記事では、ティの高さと種類の選び方について、具体的な数字を用いながら解説します。プレーヤーの特徴に合わせて適切なティを選ぶことで、次回のラウンドでのティショットがより効果的になります。

◆ティの役割とその種類

ティはボールを地面から持ち上げ、クラブフェースが地面に触れることを防ぎ、クリーンなショットを可能にする重要なアイテムです。ティには多くの種類がありますが、代表的なものとして、木製、プラスチック製、竹製、エコ素材ティが挙げられます。それぞれに特徴があり、プレーヤーの好みや目的に応じて選ぶことが重要です。

例えば、木製ティは最も伝統的なもので、100本で500円前後と比較的安価です。一方、プラスチック製ティは耐久性が高く、価格は50本で600〜800円程度です。竹製ティはエコロジーな選択肢で、100本で700〜1000円前後。最近では、自然に還る素材を使用したエコティが注目されており、50本で1000円以上のものもあります。これらのティは、使い捨てても環境に負荷をかけない点で人気です。

◆ティの高さの重要性

ティの高さは、ショットの飛距離と方向性に大きな影響を与えます。ティが高すぎると、スイングの際にクラブフェースの上部に当たりやすく、ボールが高く上がりすぎて飛距離が落ちることがあります。逆に、ティが低すぎると、ダフりやすくなり、ボールが低く飛ぶ可能性が高まります。

ドライバーショットでは、ボールの中心がクラブフェースの上部と一致するようにティをセットするのが基本です。具体的には、ボールの3分の1がクラブフェースの上に出るようにティを立てることが理想とされています。ティの高さを測る際には、ドライバーのクラブヘッドの大きさ(通常460cc)を基準にし、地面からボールの底までの高さを約4cmから4.5cm程度に設定すると良いでしょう。ティの長さとしては、通常、ドライバー用には70mm〜83mmのものが多く用いられています。

アイアンでのティショットでは、ティを少し低めに設定し、ボールの底が芝の表面から約1cmほど浮く程度が理想的です。ここでは、ティの長さを40mm〜50mm程度に選ぶことが推奨されます。この高さは、芝との接触を最小限に抑え、クリーンなインパクトを可能にします。

◆プレーヤーの特徴に合わせたティの選び方

ティの選び方は、プレーヤーのスイングスタイルや特徴に大きく依存します。自分に合ったティを選ぶことで、ショットの精度と安定性を向上させ、スコアアップにもつながります。

1.初心者ゴルファー向けのティの選び方

初心者ゴルファーには、使いやすく標準的な長さの木製またはプラスチック製ティがおすすめです。初心者は、ドライバーショット時にボールがクラブフェースの真ん中に当たりやすくするために、ティの高さを調整することが重要です。具体的には、ティの高さを約4cm〜5cm程度に設定し、ボールの3分の1がクラブフェースの上に出るようにしましょう。これにより、ミート率が向上し、ショットの飛距離と安定性が増します。

2.上級者ゴルファー向けのティの選び方

上級者ゴルファーの場合、ティの高さと種類を戦略的に選ぶことで、さらにショットの精度を高めることが可能です。たとえば、風が強い日に高弾道のショットを打ちたい場合、ティを通常よりも高く(約5cm〜6cm)設定します。逆に、風が強い日の低弾道ショットを狙う場合は、ティの高さを約3cm〜4cmに下げることで、風の影響を最小限に抑えることができます。

上級者は、ラウンドのコンディションに応じてティの素材も使い分けることが多いです。雨の日には、プラスチック製ティを選んで、地面が湿っていても安定感を保つなどの工夫が求められます。

3.女性ゴルファー向けのティの選び方

女性ゴルファーの場合、ヘッドスピードが比較的遅めであることが多いため、ティの高さを少し高めに設定することが有効です。具体的には、ドライバーショットでティの高さを4.5cm〜5cm程度に設定し、ボールが高く上がりやすくすることで、飛距離を稼ぎやすくします。また、軽量でしなやかな打感を提供する竹製ティやプラスチックティも人気があります。ティの長さとしては、70mm程度のものを選ぶと良いでしょう。

4.ヘッドスピードが速いゴルファー向けのティの選び方

ヘッドスピードが速いゴルファーは、ショットの飛距離を最大限に引き出すために、ティの高さを細かく調整することが重要です。ティを高めに(5cm〜6cm)設定すると、スイートスポットでボールを捉えやすくなり、高い弾道での飛距離を狙うことができます。ティの材質についても、耐久性の高いプラスチック製を選ぶと、ティが折れにくく、安定したショットが打てるでしょう。

◆ティの選び方を見直そう

ティの高さや種類の選び方は、ゴルフのプレーにおいて重要な役割を果たします。自分のプレースタイルやスイング特性に合わせて最適なティを選ぶことで、ショットのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。ティの選び方にもう少し時間をかけ、次回のラウンドで新しいティの高さや種類を試してみてください。きっと、スコアアップへの新たな可能性を感じることができるでしょう。

取材・文/夢書房

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