コストコの長期保存パンが雑穀こうばしい！『有機プロティックブレッド』でサンドイッチを作ると具材が引き立つ

コストコで見かける『有機プロティックブレッド』は、雑穀たちのクセと素朴な甘みで、飽きのこない味わい。ふんわり柔らかな生地が具材との一体感を高めてくれるので、サンドイッチに向いています。

2本セット（合計800g）とボリューミーですが、賞味期限が長めなので、ゆとりを持って食べきれますよ。

『有機プロティックブレッド』の価格・内容量は？

こちらがコストコで販売されている『有機プロティックブレッド*』（品番：56997）。400gのパンが2つセットで、お値段は1098円（税込）です。コスパ（単価）は1つあたり549円、100gあたり137円。

*イタリア語表記：Pan Bauletto PROTEICO

「PROTEICO」はプロテインのこと。つまりたんぱく質がウリのパンですね。イタリアのメーカー・ソットレステッレ（sottolestelle）の商品を、ボーアンドボンが輸入したもの。売り場には同社の『ホワイトブレッド』もみかけましたよ。

南イタリア・プーリア地方の小麦を使用し、天然酵母を長時間発酵させて作ったパン。

賞味期限が長いのが特徴で、購入時点（7月中旬）で「賞味期限：9月1日」と、1カ月半ほどの猶予がありました。そして、賞味期限直前に開封してみたところ、まったく問題なし！

とはいえ、パッケージに傷がついていたりすると、カビが発生することもありえます。そういう不具合品にあたった場合は、交換してもらえるようです。

また、一度開封したものは、冷蔵庫に保存して早めに食べきりましょう。

1本あたり17枚にスライスされていています。1枚あたりの重量は24gほど。

全粒小麦粉も使った薄茶色の生地に、亜麻の種、ひまわりの種、ごま、大豆、かぼちゃの種を練り込んで焼き上げたもの。

ふんわりとした質感。とても柔らかいので、手で持つとフニャッとお辞儀してしまうほど。ややしっとりとした口当たりで、パサパサ感が少なく、このままでも食べやすいですね。

生地は、軽い酸味とやさしい甘みがあります。雑穀類たちのクセのある風味が加わり、素朴な味わい。雑穀のコリコリという歯ごたえも楽しく、おかげで飽きることなく食べ進められます。

トーストせずに、具材（ハムとチーズ）を挟んでサンドイッチにしてみました。

本品の柔らかな食感のおかげで、具材をやさしく包み込み、一体化するような食べごたえがグッド！しょっぱい具材に対してパンの素朴な甘みが癒やしとなってくれます。雑穀の存在感も、味わいの奥行きとしてプラスに作用していますよ。

トーストすると、表面はサクサクに。こうばしい風味が加わって、スナック菓子っぽい食べごたえに。焼くと生地が硬くなり、手で持ってもフニャっとなりません。これならカナッペに使うこともできます。

トーストしたものに、いちごジャムを塗りました。

パン側のクセのある風味とジャムの濃厚な甘さは、方向性がバラバラな印象。まとまりには欠けますが、まあ、にぎやかな味わいの朝食という感じで、コーヒーと一緒にいただくなら悪くなさそうです。

カロリーもチェックしておきましょう。

『有機プロティックブレッド』は100gあたり305kcal（たんぱく質 15.6g、炭水化物 39.4g、食塩相当量 0.8g）です。

さすが「プロテイン（たんぱく質）」をアピールしているパン。『有機ホワイトブレッド』（100gあたり8.7g）と比べて1.8倍もあります！

また、1切れ（24g）あたりのカロリーは73kcalほどです。ジャム（10gで20kcal）をつけた場合は93kcalで、おにぎりに換算すると1/2個分といったところ。お召し上がりの際の目安にしてください。