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木原美悠が説いたメンタル面の重要性「自分の今の課題」 中国勢の脅威に言及も、昨年ストレート撃破の王芸迪に再現期待【WTTチャンピオンズマカオ】

  • 2024.9.13
木原美悠(C)WTT
SPREAD : 木原美悠(C)WTT

卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は13日、女子シングルスの準々決勝が行われる。世界ランキング28位の木原美悠(木下グループ)は今大会でここまでベスト8進出を決めており順調に勝ち進んでいる。
準々決勝では中国トップ選手との対戦を控える木原が大会中に取材に応じ、自身の現状について明かしている。

■パリ五輪リザーブからロスを目指す

木原はパリ五輪ではリザーブメンバーに回り、メダル2つを獲得した女子チームの戦況を見守った。次回のロス五輪に向けては有力な候補のひとりとして期待がかけられている。
木原は現状について、「自分の今の課題は試合のなかでリードしている時だったり負けている時に気持ちが弱くなったり崩れたりしてしまう」と明かし、「そこをもっと強い気持ちでいつも通りの自分のプレーを思い出しながらやっていきたい」と世界4位の王芸迪(中国)との対戦も決まっているなか、気持ちの重要性を説いている。
対中国選手については「中国人選手はどの大会でも頂点にたったり優勝したりしているので、自分も対戦したことはあるんですけど、勝つにはまだ難しい相手」とその力を認めたうえで。「目標は勝ちたいんですけど、その前に日本人選手の試合だったり海外のほかの選手に絶対負けない自分を作りたい」と今の自分をスケールアップさせることを目指しているとした。
中国選手相手の脅威を口にした木原だが、準々決勝で戦う王芸迪は昨年10月の「WTTスターコンテンダー蘭州」でストレート勝ちを収めた相手である。気持ちを保ったまま、第3シードの強敵相手にした戦いには期待が高まる。
※取材協力:WTT

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