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映画『ぼくのお日さま』で主演に抜擢された、越山敬達と中西希亜良の人見知りエピソードが可愛すぎる♡ 可能性しか感じない二人の魅力が炸裂!

  • 2024.9.13

「初めての現場でも安心して撮影ができたのは池松(壮亮)さんのおかげです」

越山敬達、中西希亜良 撮影/土屋崇治

中西 スケートのコーチに勧めていただいてオーディションを受けたのですが、自己紹介すらまともにできなくて、“あぁ、もうこれは無理だな…”って泣きながら帰りました。だから合格したって聞いた時は本当にうれしくて、家族みんなでキャーって大騒ぎでした。アイスダンスをやっていたのがよかったのかなと。

越山 僕もオーディションでした。普段は “あ、これは受かったな!”など、監督の表情などで合格がわかることが多いのですが、今回は全く手応えを感じなかったので無理だと思っていました。あまりガツガツ自己アピールをするほうじゃないので、やる気がなく見えたっぽくて…かえってそこがタクヤ役に合ってると思われたのかもしれません(笑)。

越山敬達、中西希亜良 撮影/土屋崇治

中西 北海道での撮影は、凍った湖でスケートを滑れたことが大変だったけれどいい思い出です。あんな自然の中で滑る機会はなかなかないので。衣装の中にカイロを貼っていたのですが、いくら貼っても寒すぎて撮影途中でカイロが足りなくなるんじゃないかと心配になりました。

越山 めっちゃ寒かったですよね。でも撮影は楽しかったし、なによりも美味しいものがいっぱい食べられたのが幸せでした!

中西 お寿司はもちろん、何を食べても全部美味しかったですよね♡

越山敬達 撮影/土屋崇治

越山 中西(希亜良)さんの第一印象はものすごい静かな子。顔合わせの時に親交を深めるためにジェンガをしたのですがお互いに全く喋らないから会議室が無音すぎて!(笑)

中西 すごい緊張してました(笑)。敬達くんも静かなんだけど、 “僕、現場は100回くらいやっているんで”って感じの余裕なオーラを感じていました。

越山敬達、中西希亜良 撮影/土屋崇治

越山 そんなことはないです!!(笑)。でも撮影が始まったら心を開いていっぱい話してくれて「あ、元気な人なんだ」って思いました。コーチ役の池松さんは常に明るくて、演技のアドバイスも色々くださって、この人についていけば間違いない!って存在でした。

中西 ね! 本当に明るくて、まるで昔からの知り合いのように優しく接してくれて…。初めての現場でも安心して撮影ができたのは池松さんのおかげです。演技なんて自分にできるのか不安だったけれど、段々楽しくなってきました。

越山敬達、中西希亜良 撮影/土屋崇治

越山 自然体の表情を撮るのが(奥山)監督の考えだったそうで、僕たちのシーンは、何を撮るか事前に知らされてなくて…。だから繋がりとか意識していなかったし、完成したイメージも全然ついていなかったです。完成した作品を見たら「あ、このシーンって繋がっていたんだ」ってことも多くて。なによりびっくりしたのは、撮影中はタクヤになりきっていると思っていたんですが“自分”に見えたことです。自分のまま自然に作品に存在していることに驚きました。

中西 撮影中は1シーンごとに精一杯でしたが、色々繋がりましたよね。監督たちが楽しめる現場の雰囲気を作ってくれたから自然に取り組めたと思います。本当にみんなで大切に作った映画なので一人でも多くの人に観てほしいです。

「ぼくのお日さま」

(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINEMAS

ホッケーが苦手な吃音のある少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習するさくら(中西希亜良)に心を奪われる。さくらのコーチ・荒川(池松壮亮)は、タクヤの恋を応援しようと、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習につきあうことに。やがてタクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになり…。「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史の商業映画デビュー作。主題歌は、ハンバート ハンバートの代表曲「ぼくのお日さま」。9/13全国公開。

越山敬達(こしやま・けいたつ)プロフィール
2009年4月21日生まれ、東京都出身。6歳より活動を開始し、2023年には映画『スイート・マイホーム』でスクリーンデビュー。同年、ドラマ「天狗の台所」ではメインキャストに抜擢され、今秋には「天狗の台所 Season2」の放送を控える。「EBiDAN NEXT」としてアーティスト活動も行なっている。本作で映画初主演を果たす。

ar(アール)web

中西希亜良(なかにし・きあら)プロフィール
2011年6月16日生まれ、東京都出身。4歳からフィギュアスケートを習い始め、9歳よりシングルと並行して、アイスダンスの練習も開始し、全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に出場。これまで演技の経験はなく、本作のオーディションを受け、ヒロインの座を獲得。日本語のほか英語、フランス語にも堪能なマルチリンガル。

ar(アール)web

Photo:Tsuchiya Takaharu(TUCCI)
Text:Kamakura Hiyoko

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