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テイラー・スウィフトがMTVビデオ・ミュージック・アワードで「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞、複数の記録を塗り替える[スピーチ動画あり]

  • 2024.9.12

テイラー・スウィフトが2024年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

現地時間9月11日、MTVビデオ・ミュージック・アワードが開催。テイラー・スウィフトがポスト・マローンとのコラボレーション楽曲「Fortnight」(フォートナイト)で最注目の賞である「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、複数の記録を更新した。

この受賞はアリアナ・グランデの「we can’t be friends (wait for your love)」、ビリー・アイリッシュの「LUNCH」、ドージャ・キャットの「Paint The Town Red」、エミネムの「Houdini」、そしてSZAの「Snooze」を抑えての受賞だ。

テイラーは今年、7つのビデオ・ミュージック・アワード(以下、VMA)を受賞し、受賞回数はビヨンセと並び史上最多のVMA受賞となる通算30回に達した。

【動画】テイラー・スウィフト「Fortnight feat. Post Malone」ミュージック・ビデオ

テイラー・スウィフト、感謝のスピーチ

司会を務めたミーガン・ザ・スタリオンからトロフィーを授与されると、テイラーはステージでファンやミュージック・ビデオに関わったすべての人々に感謝を伝えた。MVにはコラボレーション相手であるポスト・マローンだけでなく、イーサン・ホークやジョシュ・チャールズもカメオ出演し、撮影監督としてロドリゴ・プリエト、プロダクションデザイナーとしてイーサン・トブマンもかかわっている。

「このビデオを監督し、制作し、脚本を書くことはすばらしい体験でした。一緒に作ってくれた皆さんのおかげです」と述べた彼女は、「このビデオは見るとすごく悲しい感じがしますが、実際には作るのが一番楽しいビデオでした」と制作・撮影を振り返る。

また、テイラーは撮影中に常にセットで彼女を見守り、応援したボーイフレンドについても語った。「テイクを終えた私が『カット』と言うと、いつもスタジオの向こう側から誰かが歓声を上げるのを聞くことができました。その人は、私のボーイフレンド、トラヴィス(・ケルシー)です」と彼女が語ると、会場からは歓声が。「彼が触れるものすべてが、幸福や楽しさ、そして魔法に変わるんです。だから、撮影にその魔法を加えてくれたことに感謝したいです」と、テイラーは称賛と感謝を捧げていた。

最後にテイラーは、「ファンの皆さん、私の人生をこんなにすばらしいものにしてくれたことについてどう感謝を伝えたらいいか、いつも模索しています。Erasツアーをこんなにすばらしいものにしてくれたのも、The Tortured Poets Department(最新アルバム)をこれほどの成功に導いてくれたのも、全てあなたたちのおかげです。この賞に投票してくれたこと、本当に感謝しています」とスピーチを締めくくった。

多数の記録を更新したテイラー

過去に「Bad Blood」「You Need to Calm Down」「All Too Well:The Short Film」「Anti-hero」でもこの「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しているテイラーは、今回の受賞により、このカテゴリーで最も多くの賞を受賞したアーティストとしての記録をさらに伸ばした。

さらに、3年連続で「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した初のアーティストにもなった(昨年は「Anti-hero」で、2022年には「All Too Well: The Short Film」で同賞を受賞している)。それだけでなく、これまでに複数回のMVを監督しているテイラーは今回の受賞により、監督または共同監督として最も多くの「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を獲得したアーティストとしての記録も更新した(「You Need to Calm Down」「All Too Well: The Short Film」「Anti-hero」でも彼女自身が監督または共同監督を務めている)。

この受賞に先駆け、同じ「Fortnight」で「ベストコラボレーション賞」も受け取ったテイラーは、当日が9月11日であることから「9.11」のテロ攻撃に触れ、「今起きているすべての背後に、あの出来事があります」と犠牲者を追悼する時間も設けていた。

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