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<僕のヒーローアカデミア>デクの大ピンチを救った“まさかの援軍”に視聴者興奮「激アツな再登場に大号泣」

  • 2024.9.12
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

【写真】トゥワイスの血で変身するトガヒミコ(ほか、第154話場面カット)

堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」(毎週土曜夕方5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第154話が9月7日に放送された。分断作戦が崩壊し、絶望の淵に立たされるヒーローたち。そんな中、かつてデクと戦った敵(ヴィラン)たちが援軍に駆けつける胸熱展開が視聴者の興奮を煽った。(以下、ネタバレを含みます)

「僕のヒーローアカデミア」

アニメ『僕のヒーローアカデミア』7期第2クールのキービジュアル【デクvs死柄木】 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』7期第2クールのキービジュアル【デクvs死柄木】 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2014年32号から10年にわたり連載された堀越耕平による人気コミックを原作としたアニメ作品。総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界を舞台に、“無個性”の少年・緑谷出久(通称:デク、CV:山下大輝)が、憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトの“個性”を受け継ぎ、名だたるヒーローを多く輩出する雄英高校のクラスメイトたちと共に最高のヒーローを目指していく物語だ。

“ヒロアカ”の愛称で親しまれ、原作漫画は最新41巻まででシリーズ世界累計発行部数が1億部を突破。現在テレビアニメ第7期が放送中、さらに劇場版第4作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」が公開中となっている。

黒霧の復活で崩れ去る分断作戦

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

セントラル病院から解放された黒霧(CV:藤原貴弘)のワープゲートの“個性”によって、トゥワイスの血で変身したトガヒミコ(CV:福圓美里)が無限増殖“サッドマンズデスパレード”で各地に現れる。さらに荼毘(CV:下野紘)も父・エンデヴァー(CV:稲田徹)のいる群訝山荘跡へ移動。これによってヒーローによる分断作戦は崩れ去ってしまった。

トゥワイスに変身したトガは日本を埋め尽くす勢いで増殖、群訝は荼毘の青い炎に包まれていく。そんな混乱に乗じて、完全な融合のため死柄木弔(CV:内山昂輝)のもとへ向かおうとするオール・フォー・ワン(AFO/CV:大塚明夫)。それを制止し、AFOから死柄木が真の意味で“完成”していないことを聞き出したホークス(CV:中村悠一)は叫ぶ。

このままでは荼毘の熱で誰も戦えないこと。群訝でヒーローが全滅すれば、敵(ヴィラン)がすべてデクと死柄木のもとへ向かってしまうことーー。「燈矢を止めて下さい!」というホークスの声を聞いたエンデヴァーは、目の前にいる息子と今度こそ向き合う覚悟を決めるのだった。

その頃、天空の棺ではトガの分身トゥワイスにより物間寧人(CV:天崎滉平)と相澤消太(CV:諏訪部順一)の死柄木に対する「抹消」が解かれてしまう。さらにはスケプティック(CV:杉田智和)に雄英のシステムがハッキングされ、浮遊制御が効かなくなった空飛ぶ校舎は徐々に落下。このまま地上まで落ちれば、死柄木の「崩壊」によって世界は壊れてしまうだろう。

デクは必死で対応策を考えるが、発動させたワン・フォー・オール二代目の“個性”「変速」の反動で、意識が朦朧として頭が働かない。そんなデクに二代目継承者(CV:小野大輔)は、“統合”の乱れによりAFOが死柄木の肉体を自由に動かせない今がチャンスだと告げる。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

まさかの援軍! ピンチのデクを救ったのは…

そんな中、スケプティックのパソコンのモニターに映し出されたのは、なんとラブラバ(CV:堀江由衣)。なぜか捜査本部にいるラブラバが雄英のシステムに潜入したスケプティックのパソコンをハッキングし返し、その居場所を突き止めたのだ。それに気づいたスケプティックは速やかにアジトにしていた洞窟から離れようとするが、外にはすでにヒーローたちが待機していた。

そうこうしている内に空中の雄英校舎の高度はさらに低下。ラブラバが再浮上させるためにシステムを組む中、辺りを周回する米軍パイロット・イーサン(CV:木内秀信)は空中を跳ねる何者かの姿を目にする。その正体は、ジェントル・クリミナル(CV:山寺宏一)だった。

約一か月半前、タルタロス襲撃後にマスキュラー(CV:高口公介)が水葛刑務所を襲撃。受刑者たちはすぐに脱走を試みたが、それを全力で阻止したのがジェントルだ。ヒーローになる夢が叶わず、歴史に名を残すべく相棒のラブラバと手を組んで自身の犯罪行為を動画サイトにアップしていたジェントル。だが、文化祭当日の雄英を襲撃しようとした際にデクと戦って敗北。「辛い思いをしてきた人に明るい未来を示せる人間になりたい」というデクの言葉に強く胸を打たれ、心を改めたのだった。

そんなジェントルは水葛刑務所から一人も脱獄者を出さなかったことにより、ラブラバと会うこと、そして今度はヒーロー側で敵(ヴィラン)との戦いに参加することを許されたのだ。ビルから転落しかけた清掃員を救おうとしてヒーローの活動を妨害し、結果的に重傷を負わせてしまった過去をもつジェントル。その無念をも晴らすように、ラブラバの“個性”「愛」によるパワーアップを受けての「ジェントリースーパーラヴァー」で雄英校舎の落下を防いだ。

さらに、地に触れようとした死柄木の手を銃で撃ち払ったのはレディ・ナガン(CV:種崎敦美)。ヒーローから敵(ヴィラン)へ転落した彼女もまた、デクに心を救われた一人だ。「ここに至るまでの連なりが必ずお前の力となる」というOFA二代目の言葉が物語るように、かつての敵(ヴィラン)が今日の仲間(ヒーロー)となる激アツ展開に、視聴者からは「ジェントル格好良過ぎて泣いた」「ジェントルとラブラバ最高すぎるんよ」「レディ・ナガンが援軍に来るとこ1番好き」「敵(ヴィラン)だった二人の激アツな再登場に大号泣」「今回元敵(ヴィラン)が神回だ! 最高すぎる」と興奮が抑えきれぬ声が多数上がった。

※天崎滉平、種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」

■文/苫とり子

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第154話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
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