20年以上連れ添った妻以外の女性との間に、娘が生まれたことを公表したデイヴ・グロール。妻や娘たちとの関係回復を望んでいることを声明に綴っていたが、すでに離婚弁護士を雇っていたことを「ピープル」が報じた。
ニルヴァーナの元ドラマーで、現在はフー・ファイターズのボーカル&ギターを務めるデイヴは、9月10日(現地時間)にインスタグラムを通じて「最近、新たに娘の父親になりました。娘は婚外子です。親として愛しサポートしていくつもりです」と発表。そして、妻子について言及し、「妻と子どもたちを愛していますので、彼女たちの信頼を取り戻し、許しを得るために全力を尽くしています。僕らは一緒に乗り越えようとしています。この件に関わる子どもたち全員に対するご配慮に感謝します」としていた。
デイヴは2001年に7歳年下の元モデルで、当時はMTVでプロデューサーとして働いていたジョーディン・ブルームと知り合い、2003年に結婚。18歳のヴァイオレットと15歳のハーパー、10歳のオフィーリアと、3人の娘が誕生している。ジョーディンは彼のミューズでもあり、フー・ファイターズの楽曲「Burn Away」(2002)と「Statues」(2007)のインスピレーションになったほか、「Walk a Line」(2002)のミュージックビデオでは監督を務め、2011年には「White Limo」のミュージックビデオにも出演している。
昨年はグラミー賞に家族そろって出席し、今年7月にはウィンブルドン選手権を妻とともに観戦する様子をキャッチされていた。「デイリー・メール」によると、8月1日にロサンゼルスで夫妻が歩いているところをキャッチされた際、ジョーディンの手に結婚指輪はなく、2人の間にも距離があったという。
Text: Tae Terai