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歴代最高の朝ドラ俳優は? 社会現象を巻き起こした男たち(3)ブレイクに戸惑いも…最強の顔面の持ち主は?

  • 2024.9.12
福士蒼汰【Getty Images】

役者の登竜門ともいえる朝ドラ。ヒロインオーディションを勝ち残って主演を務めた女優にはブレイクへの道が約束されている。しかし、何も注目されるのは女優だけでない。同様に、共演する俳優への注目度も高いのだ。そこで今回は、朝ドラへの出演で印象を残し、ブレイクのきっかけを掴んだ俳優を5人セレクトしてご紹介する。第3回。(文・shuya)
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●福士蒼汰『あまちゃん』(2013)

爽やか高身長イケメン俳優の代表格である福士蒼汰。彼もまた、朝ドラで大ブレイクを果たした俳優の1人だ。

当時すでに福士は、若手俳優の登竜門である、『仮面ライダー』シリーズ第13作『仮面ライダーフォーゼ』に出演しており、世間からの認知度は低くなかったものの、本格的なブレイクは、朝ドラ『あまちゃん』の「種市先輩」役であると言えるだろう。

『あまちゃん』は「じぇじぇじぇ」のフレーズで社会現象を巻き起こした、2013年前期に放送された連続テレビ小説である。脚本は宮藤官九郎が担当し、東北・北三陸の小さな田舎町で、海女さんを目指す女性の挫折・奮闘を描いている。ヒロインは、能年玲奈(現在はのん)が務めた。

そんな話題作で福士は、能年が演じるヒロイン・天野アキに一目ぼれする種市浩一役を熱演。福士の魅力ともいえる甘いマスクと飾らない素朴な芝居が脚光を浴び、Twitterでは何度も「種市先輩」がトレンド入りを果たすほどの人気ぶりだった。

しかし、あるインタビューで福士は、作品と自身が演じた役柄が高く評価される一方、自身はまだキャリアを模索していたことを明らかにしており、世間からの評価と自己評価のギャップが大きかったと振り返っている。

以降、独学で習得した英語を生かし、海外ドラマに出演をするまでに成長を果たした福士。朝ドラへの出演は、彼の俳優としてのキャリアの分水嶺であることは間違いないだろう。

(文・shuya)

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