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「え?おしりの穴に!?」婦人科で見つけた謎の椅子。座ってみた翌日感じたことは

  • 2024.9.13

更年期障害の治療で通っているレディースクリニックで、ある日見慣れぬ椅子を見つけました。受付を済ませて、診療室に向かう途中にあり、思わず「これは何ですか?」と顔見知りの看護師さんに尋ねました。私の声が聞こえた婦人科の先生が、「今、患者さん少ないから後で使ってみたら?」と言って下さったので、お試しで利用することにしました。その椅子はどんなものだったのかお伝えします。

「とりあえず座ってください〜」と看護師さん

私は再び看護師さんに「この椅子は何ですか?」と聞きました。看護師さんは、「座ったまま骨盤底筋を鍛えてくれる機器なんですって」と教えてくれました。

看護師さんに「どうぞ」と促され、早速試してみることに。「椅子の下から高出力電磁パルスというものが出てくるので、そこにおしりの穴が当たるように座ってください」と言われたのですが、慣れない機器に少し緊張しました。

おしりの穴に当たる感覚がなかなかわからず、少しの間はおしりを前後に動かして、われながら変な体勢だなと苦笑しました。

しばらくすると、ピピピピという音とともに、なんとなく刺激を感じるように。「こんな感じなんでしょうか?」と言う私に、看護師さんが「位置を固定しますね」とクッションを前後に置いてくれました。

本来は30分1コースらしいのですが、私はお試しで10分だけ体験しました。

おしりのぜい肉のせい?あまり感触はなく

若くて細い体形の看護師さんは、すぐに高出力パルスを感じ、出力数を低くしたそうです。私は、おしりのぜい肉のせいかなかなか感触がわからず、かなり出力数を上げてもらいました。

ウエストに巻くだけで筋肉が鍛えられる機器は有名ですが、こちらの椅子はその骨盤底筋版のようなもので、椅子の真下からその高出力パルスで、骨盤底筋が鍛えられるそうです。

まだ尿漏れという体験はありませんが、近所のママ友は3人出産したら、縄跳びをしただけで、尿漏れを感じ、骨盤底筋運動をしているという話を思い出しました。

私もしなければいけないなぁ〜と思っていましたので、この椅子に座るだけで改善されるのならラクだなと思いました。

太ももの筋肉痛?翌日感じた違和感

10分間は本当にあっという間に終わり、その直後は何も感じなかったのですが、翌日に少し腰から太ももあたりに、筋肉痛らしき違和感を覚えました。

30分使えば変化が期待できそうな機器だと感じましたが、まだ保険適用ではないので、少しお値段が高い……。自費になるので、婦人科によりお値段の設定が違うそうです。

1回の治療時間は約30分間、1〜2週間に1回の間隔で、合計6回をおすすめしているそうです。私が通っているレディースクリニックでは、6回の回数券で25,000円でした。

2回〜3回目の治療から徐々に変化が感じられる場合が多いそうです。

まとめ

いつの間にかこんな最新技術の機器まで、登場していたことにびっくりしました。たしかに、尿漏れパッドのCMもよく流れていますので、需要があるんだと感じています。まだ保険適用ではないのでそのうち保険適用にならないかな?と思う次第です。

私はお試しの10分間しか体験していませんが、それでも翌日に少し筋肉痛のような違和感が残ったので、30分やれば変化が期待できるのではないかなと感じました。今後、様子を見ながらこの機器を利用してみたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:宝田まさみ/50代女性。2021年に歯科助手を退職し、現在はWebライターとして活動中。夫と生まれる前から反抗期の25歳の娘、宝物わんこの桃太郎くんが唯一の癒やし。好奇心旺盛なアラフィフゆえ寺・国内地理・城郭・日本茶・救急救命指導員・アマチュア無線など多数の資格を保持。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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