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「前田大然を止める方法はこれしかない」元セルティックMF、なぜかレンジャーズ主将にアドバイス

  • 2024.9.12
「前田大然を止める方法はこれしかない」元セルティックMF、なぜかレンジャーズ主将にアドバイス
「前田大然を止める方法はこれしかない」元セルティックMF、なぜかレンジャーズ主将にアドバイス

Text by 石井彰(編集部)

8月31日に行われたオールドファーム・ダービーで、ライバルであるレンジャーズを相手に3-0で完勝したセルティック。

17分に前田大然、40分に古橋亨梧がゴールを決め、さらに75分にはカラム・マグレガーがネットを揺らし、ライバルを寄せ付けない強さを見せつけた格好であった。

逆にセルティックに敗れたレンジャーズはサポーターからの怒りを浴びており、特に前田大然とマッチアップしたキャプテンのジェームズ・タヴァーニアにはファンからの批判が相次いでいる。

『The SUN』によれば、そのタヴァーニアに対してかつてセルティックに所属したMFスコット・アランが以下のように話していたという。

「タヴァーニアがレンジャーズで見せてきた攻撃面での記録は驚異的なものだ。彼は驚くほど多くのビッグゴールを決めてきた。

しかし彼の問題は守備面にあり、ここ数回のオールドファーム・ダービーではそのディフェンスのパフォーマンスにおいて問題が浮き彫りになっている。

彼は前田大然との対戦で問題を抱えているが、タヴァーニアが持っている資質を考えれば、前田と戦うのは難しいだろう。どちらも前に出る攻撃的なプレーが持ち味だからね。

心の奥底で意識せざるを得まい。前田はボールを失ったとしても素晴らしいスピードがある。逆サイドからボールが入ってきても背後へと回り込める。

そのようなことはこれまで何度も起こってきたし、レンジャーズのサポーターのフラストレーションもそこにある。選手として試合を見れば、前田が静かに試合をするようにしてやらなければならないと言うだろうね。

それがタヴァーニアが次のオールドファーム・ダービーに臨む方法になるだろう。自分の攻撃的なプレーを封印し、前田に近づき、あいつにスピードを上げさせないようにするんだ」

レンジャーズの右サイドバックを務めるタヴァーニアも攻撃的なプレーを得意としている選手で、守備の面では決して高いレベルではないという。

前田大然と大戦するときはそのような攻撃面の強みを封印するくらいの意識で臨まなければ、ディフェンス面の脆さが露呈してしまう…とスコット・アランはアドバイスしたようだ。

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