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モモの皮をうまく剥くには? 農家に聞いた方法が、意外と簡単そう!

  • 2024.9.13

秋は果物のおいしい季節。中でもよく熟したモモは、芳醇で花のような香りがして、柔らかくジューシーです。

甘さと適度な酸味がバランスを取り、ひと口食べれば果汁が口いっぱいに広がってとろけますよね。

旬のうちに食べておきたいモモですが、「剥くのが面倒臭い」という人もいるでしょう。本記事では、モモの皮をうまく剥く方法を紹介します。

モモの皮の剥き方

おいしいモモを生産する、福島県福島市にある『菱沼農園』によると、剥く前に確認することが2点あるそうです。

1.果物ナイフや包丁で剥けるくらいの固さであるか。

2.手でも簡単に剥けるくらいに桃が柔らかくなっているか。

『2』は手で剥けばいいのですが、『1』の果物ナイフや包丁を使う時は、以下のコツを押さえて剥きましょう。

『1』の場合は、リンゴを剥くのと同じように、くるくる回して剥いてしまうのが、もっとも簡単な方法です。

コツは手で持った包丁は固定して、桃のほうだけをくるくる回していくことです。

そうすることで、包丁で手を切るようなアクシデントを防止できますし、きれいに剥けます。

続けて「モモは、皮と果肉の間に甘みや栄養素が多く含まれておりますので、なるべく薄く剥くようにしましょう」とアドバイスがありました。

※写真はイメージ

モモの切り方

モモをカットする際、中央に大きな種があるので注意してください。

まず、種を囲むようにぐるっと包丁、あるいはナイフの刃を入れて半分にします。アボカドを切るようなイメージです。あとはお好みのサイズにカットしましょう。

この方法は『菱沼農園』のYouTubeチャンネルでも動画を公開しているので、以下を参考にしてください。

桃の切り方って簡単?菱沼農園が教える桃の切り方

『菱沼農園』によると、以下のような切り方もおすすめだそうです。

まずは桃の中心にやや大きめな種がありますので、ゆっくりと包丁で中心の種に向かって切り込みを入れます。

種付近まで包丁が入ったら、今度はちょうど90度辺りから同じように包丁を入れていき、先ほどの切り込みと交わるように包丁を入れます。

この作業を順番に繰り返していくことで、モモひと玉分もすんなりと切っていくことができます。

詳しい手順は以下の通りです。まずは半分にカットしましょう。

中心に向かって包丁を入れます。

今度は90度辺りから、切り込みを入れましょう。

そうすると、簡単にカットできます!

種の部分に残った果肉について、『菱沼農園』はこのようにアドバイスしています。

上記の切り方をすると、モモの中心にある種の部分にどうしても果肉が残ってしまいます。

その部分はもったいないので、切ったその場でまるかじりしてしまいましょう。新鮮なモモの風味が伝わります。

種の周りの果肉はとても甘いので、残すのはもったいないです。モモの皮を剥いた人の特権として、その場で食べてしまいましょう。

[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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