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「母と兄嫁がいなければ…」子どものイヤイヤ期に大苦戦、心を折らずに乗り越えられたワケ

  • 2024.9.12

赤ちゃんが成長し、自我が芽生えてくると始まる「イヤイヤ期」。何をするにも嫌がり、ママも精神的に参ってしまいますよね。気持ちに余裕があるときは怒らず見守ることができても、疲れていたり、イライラしていたりすると受け止めることができないことも。何か良い方法があれば知りたいですよね。今回は、筆者が経験したわが子のイヤイヤとの向き合い方を紹介します。手を焼いて困っているママの参考になれば幸いです。

わが子のイヤイヤはここから始まった

かわいいわが子の成長は、親にとってとても喜ばしいこと。しかし、自我の芽生えはうれしいだけでなく、ママやパパにとって試練になることも。大きくなってくると表れる「イヤイヤ期」は、程度に個人差があるものの本当に大変。

筆者は8歳、3歳、1歳8ヶ月の子供がいますが、それぞれちがう傾向でした。長女は生まれたときから筆者以外の人間を受け入れず、抱っこを拒否。2歳前後でやってきたイヤイヤ期では、保育園を登園拒否したのです。

園へ近づくにつれて口数が減り、門をくぐってくれませんでした。時間ギリギリまで一緒にいましたが、最後は足にしがみつき「ママ、お仕事行かないで!」と大泣き。何度も心が折れました。

他にもベビーカー拒否、野菜拒否、シャンプー拒否…など、ありとあらゆるものを嫌がり、筆者はイライラしたり、悲しくなったりと心が不安定になったものです。

現在は1歳8ヶ月の長男がイヤイヤ真っただ中。毎日試行錯誤な状態になっています。

わが家流、子供のイヤイヤとの向き合い方

ママリ

今回は、筆者自身のイヤイヤ期に関する体験をまとめました。どのように対応したのか、反省点や誰に助けてもらったかなどをお話します。考え方ややり方は個人差もありますので、参考までにしていただけたらうれしいです。

今回は長女のイヤイヤ期について書いていきます。

イヤイヤ期は生まれたときから?

長女は生まれたときから手のかかる赤ちゃんでした。音に敏感で少しの物音で泣いていたため、常に抱っこ。さらに筆者以外の抱っこを全力で拒否、夫でさえ受け付けませんでした。性格だと思いますが、とてもデリケートな赤ちゃんだったのです。

そんな長女の本格的なイヤイヤ期が始まったのは、2歳ごろからでした。

保育園を全力で嫌がる

ママリ

長女は1歳6ヶ月で保育園へ入園。途中入園ということもあり、他のお友だちよりもスタートは遅めでした。まだおしゃぶりが手放せない長女を園へ入れることは迷いましたが、集団生活へ飛び込みました。

最初は楽しい場所で遊べる…という気持ちだったようですが、徐々にママと離れていることへの寂しさがつのり、イヤイヤ期と同時に気持ちが不安定になったようです。

登園時はすぐに園への階段をのぼらず、時間いっぱいまでお話をして気持ちを落ち着かせてあげました。このときは、まず長女の気持ちを受け止めなくてはと思い、否定する言葉は一切言わなかったのです。「なんで行かないの?」「どうしてそうなの?」といった言葉を投げかけてしまうと、自分自身を否定されていると感じると思い、なるべく寄り添うよう心がけました。

大泣きしたり、大騒ぎしたりすることは想定内だったので、余裕を見て家を出るようにしていたのも対策の一つ。保育園への拒否は時間が解決してくれました。

100均グッズを使ってもシャンプーは大騒ぎ

ママリ

子供たちはみんなお風呂が大好きなので、進んで入ってくれました。しかし長女はお風呂自体は好きなものの、とにかくシャンプーを嫌がりました。

頭を洗うまではなんとかなるのですが、シャワーで流すのを拒否するのです。頭からお湯が流れてくることが嫌だったようで、大騒ぎ。風呂中だけでなく、外まで泣き叫ぶ声が響いていました。近所からクレームや虐待を疑う声がくるのではないだろうか…とドキドキするほどの叫び声。100均で売っているシャンプーハットを使いましたが、それもいやがり1日で出番終了でした。

顔にお湯がかかることが嫌だったので、寝かせてシャワーをやり、対応したのを今でも覚えています。

食べ物の好き嫌い

ママリ

2歳前後から食べ物の好き嫌いがでるようになりました。今まで食べていた食材も食感や味を嫌がり、口から出すようになったのです。

また食べ飽きると遊び始め、食べ物を投げたり、ぐちゃぐちゃにしたりとやりたい放題。食べやすいようとろみをつけたり、苦手な食材を分かりにくく混ぜたりと工夫をしましたが、すべてを食べてくれる回数は以前に比べ激減。

この時期は仕方ないのかなとあきらめ、遊ぶことはしないよう見守ることに切りかえました。無理に食べさせ、食事を嫌いになっては意味がないと考えたので、無理強いはせずひと口だけ食べるようすすめたのです。

他にも好きなキャラクターや動物が描かれた食器を使ったり、イラストを指して「飛行機だよ」と声かけしながら食べさせたりと試行錯誤しました。

イヤイヤ期が過ぎたころから苦手だった食材を食べるようになったので、結果的に良かったのかと思います。

夫婦で気持ちがマイナス思考になったイヤイヤ期

ママリ

イヤイヤ期は誰しもが通るものと分かってはいたものの、やはり気持ちが追いつかずストレスがたまりました。夫に相談してもお互い初めての育児ということもあり、不安は解決せず、イライラしてしまったのです。

そのイライラが長女へむかってしまい、必要以上に怒ってしまったのを今でも反省しています。ママとパパの空気が悪くなると、子供も分からないながらに何かを感じ取っているもの。

その空気が、さらにイヤイヤを助長させてしまっていたのかもしれません。

共感してくれた母と兄嫁に救われる

ママリ

思うようにいかないイヤイヤ期に、気持ちが沈みノイローゼ寸前となっていたとき、救ってくれたのは母と義姉でした。

先輩ママだからこそ、イヤイヤ期の大変さに共感してくれただけでなく長女を見てくれたり、アドバイスをくれたりと、たくさん支えてくれたのです。2人がいなければ心が折れていたでしょう。

筆者にとって2人の存在はとても大きく、孤独を感じていた気持ちが晴れていきました。本当にありがたかったです。

イヤイヤ期はわが子を大きく成長させてくれる時間

ママリ

気持ちの振れ幅が想像以上に大きいイヤイヤ期。自分の気持ちを言葉足らずながら一生懸命伝えようとしているわが子ですが、ママやパパも人間ですのでうまく受け止めることができないこともあります。

そんな自分を許しながら、一緒に成長できたら良いですよね。嫌がってしまうときは、逆のことを伝えるとやってくれることがあります。そんなふうに試行錯誤しながら向き合うしかないのかもしれません。あまりにも泣いてしまい、ママやパパの言葉が耳に入らないときは、落ちつくまで待ってあげましょう。

イヤイヤ期も子供にとっては成長過程の一つ。できる範囲で見守ってあげながら、ゆっくりと向き合っていきましょう。

著者:ママリ編集部

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