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【木村昴】「メイクのビフォーアフターが違っても、可愛く思えるし素敵です!」ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』最終回目前インタビュー<後編>

  • 2024.9.12

今作で初主演を務めた木村昴さんに、今の心境や作品に対する想いなどを伺いました。木村さんのユニークな素顔が垣間見えるVOCEウェブ特別インタビューを、前編・後編に分けてお届け♪

「すっぴんを見ると、テンションが上がるタイプです」

すっぴんを見ると、テンションが上がるタイプです(木村昴さん)

──ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』に登場するクラスメイトは全員個性豊かなキャラクター。前編のインタビューでは、全員の欠点がすべて可愛く見えるようになったとおっしゃっていましたが、特に魅力的に感じた女子はいますか?

「ほぼ全員ですね。“ベルマークKISS茜”ちゃんなんて、男は絶対好きになりますしね。隣の山に咲く難病を治す花をとってきてと言われても、男なら絶対に行きますよ。『キスしてあげる』は男を動かす魔法の言葉ですから(笑)。“ジャイアント文香”も、あんなにたくましい女子は可愛いし好きになりますし、プロレスごっこも喜んでやります。“ねるねるねるね姫”のようなお姫様みたいな女子もシンプルに可愛いですし、“嘘つき独眼竜”はモノの考え方が魅力的。みんな可愛く見えますが、唯一僕が難しいなと思うのは、“宇宙で一番美しいゲロ”の白川梓ちゃんくらいです。その理由は、僕がそれを見て吐いてしまうから。それだけです」

木村昴さん

──(笑)。ちなみに、木村さんが全員好きになってしまう女子はどんなタイプ?

「良い匂いがする女性、全員好きでした。あとは、髪の毛がサラサラな女子が好きですし、まつ毛がぱっちりな女子も好きですし、優しい女子も好きですし、褒めてくれる女子も、よく食べる女子も好きです」

──美容を頑張っている女性に対してはどうですか?

「もちろん、メイクをしたり、可愛い服を着ておめかししている女性は素敵だなと思います! でも個人的には、おめかししていないところを見るとテンションが上がるタイプなんですよね。すっぴんを見せたくないという女性は非常に多いと思うのですが、僕はどんな姿でも引いたりしないから見せて欲しいと思うタイプです」

木村昴さん

──メイクのビフォーアフターの変化が大きくても?

「技術がすごい、見せて!!!って、好奇心の方が大きくなるんじゃないかな。肌の毛穴も、目の大きさも、眉毛の有無も、どうやっているんだろう?って、逆に興味を持つと思います。女性からしたらなんだこいつって思うかもしれないけど、脱毛しきれなかったムダ毛や、オナラが臭くても、野生的な部分が見えるとマイナスじゃなくて可愛く思えるし、好きですね。あまり言い過ぎるとあれかもですが(笑)、悲観的にならなくても引かないので大丈夫ということを伝えたい!」

──女性にとってとても心強いお言葉ありがとうございます! 逆に、木村さんは何か美容面で気をつけていることはありますか?

「とにかく発酵食品! 糀や納豆、味噌汁を食事に取り入れたり、甘酒は毎日飲んでいます」

「関さんからは、良い意味でこれからも盗み続けたい」

関さんからは、良い意味でこれからも盗み続けたい(木村昴さん)

──ドラマのキーワード“盗作”に絡めて、木村さんが今まで盗んじゃったものエピソードがあれば教えてください。

「声優業での師匠・関智一さんからは、技術も心も盗んだというか、受け継いだからこそ今の僕があるのは間違いないですね。僕にとって声優業は右も左も分からないまま飛び込んだ世界だったので、台本の持ち方から線の引き方まで、すべて関さんをずっと見て教えてもらいながら真似してきたんです。師匠がいてこその僕で、20年間ずっと一緒にいるので、良い意味でこれからも盗み続けたいと思っています」

──素敵な師弟関係ですね。逆に盗まれちゃったエピソードはありますか?

「これも関さんですね。僕、実は2年連続大河ドラマに出演させていただいていたんですけど、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に1話だけポンっとゲストで関さんが登場されたんですよ。しかも、撮影していたことすら言わずに。だから、実はこっそり大河ドラマの出演を真似したかったのかなって、ちょっと嬉しかったです(笑)」

木村昴さん

──(笑)。それでは最後に、改めてドラマ最終回の見どころをお願いします!

「見てくださっている皆さん、誰が作者だというところが気になると思うんですけど、その作者はちゃんと見つかるのでご安心ください。面白いのがそれだけじゃなくて、なぜその小説を書いたのかというところまで最終回でわかるんです。その話がすごく素敵で、みんなが目指していたゴールがゴールじゃないという展開がすごく熱いので、そこを期待してもらえたらと。また、枝松の担当編集者・片山さんとの恋愛模様も気になりますよね。『一番最初に原稿を読んで欲しいのが片山さん』なんてセリフ、そばにいて欲しいのはあなたなんですっていう告白じゃないですか。それに対して、最終話では片山さんから何らかのアクションを起こしてくれるんです。それに対してどう答えるのか。お互いの出した答えとは? ぜひ楽しみにしてください!」

木村昴(キムラ・スバル)

木村昴さん

PROFILE:1990年6月29日生まれ、ドイツ出身。2002年、初舞台となるミュージカル『アニー』で子役として活動を開始。2005年より、人気アニメ『ドラえもん』の剛田武(ジャイアン)の声を担当する。2023年から自身が立ち上げた『きむすば劇場』で座長を務めている。声優の他、バラエティ番組『おはスタ』のメインMCや『ヒルナンデス!』の木曜レギュラーなど、幅広く活躍中。

プラチナイト木曜ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』

プラチナイト木曜ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』
プラチナイト木曜ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』

枝松脛男(木村昴)と片山美晴(新川優愛)は、動画の覆面女性について、当時の教育実習で来ていた早智子先生(笛木優子)であることを突き止めた。ところが、早智子先生は『春と群青』の“本当の作者”ではないことが判明する。“本当の作者”は脛男のクラスメイトで、同窓会に参加する予定だというが……。迎えた同窓会当日。ベルマークキスの谷口さん、地蔵の佐藤さん、宇宙で一番美しいゲロの白川さん……かつてのクラスメイトたちが続々とやってくる。そしてついに、脛男の前に“本当の作者”が現れて……!?

読売テレビ・日本テレビ系 毎週木曜日23時59分〜24時54分 放送中!

出演:木村昴、新川優愛、前原滉、結城モエ、及川桃利、阪田マサノブ、皆川猿時 ほか

撮影/楠本隆貴 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72)

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