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J1首位の広島、「悪夢の4日間」で2冠消滅…G大阪が天皇杯の準決勝へ

  • 2024.9.11
J1首位の広島、「悪夢の4日間」で2冠消滅…G大阪が天皇杯の準決勝へ
J1首位の広島、「悪夢の4日間」で2冠消滅…G大阪が天皇杯の準決勝へ

Text by 佐伯洋(編集部)

サンフレッチェ広島にとって悪夢の4日間となった。

11日に行われた天皇杯の準々決勝で、広島はガンバ大阪と対戦し1-2で敗戦。ベスト8で姿を消した。

試合は地元エディオンピースウイング広島での開催となったが、広島は14分にG大阪の山田康太に決められて先制を許す。直後に加藤陸次樹のゴールで同点とするが、79分、G大阪の岸本武流に勝ち越しゴールを奪われた。

広島は先月末、クラブ新記録のリーグ戦7連勝で町田ゼルビアを抜いてJ1リーグ首位に浮上。今月2日には、元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアを完全移籍で獲得した。

チームで唯一埋まらなかったFWのピースが埋まり、背中に翼(ウィング)を得た彼らは3冠という高みへ大きく羽ばたくかと思われたのだが…。

代表戦の期間中である8日に行われたルヴァン杯は名古屋グランパスにPK戦の末に敗れ、中2日での開催となった天皇杯ではG大阪に敗戦。わずか4日の間に2冠を失うこととなった。

結果としては、日本代表に招集されたGK大迫敬介の不在が響いた形に。その代表では2試合とも鈴木彩艶がゴールマウスを守り、大迫は控えに甘んじていただけに広島サポーターは悔しさが募るところだろう。

一方、勝利したG大阪はルヴァン杯こそFC琉球に不覚をとったもののリーグ戦では5位につけており、2冠の可能性を残している。

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