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友人夫の不倫疑惑に振り回されました… 女性にのめり込み始めた「愛妻家のあやまち」

  • 2024.9.11

友里奈さん(仮名・38歳)が仲良くしている女性グループのなかのひとり、芙美(仮名)さんが結婚。相手の久則さん(仮名)はモテるタイプではないものの、優しくて愛妻家の男性で、女子会に招いた際、芙美さんのことをとにかく愛しているのが伝わってきたそうです。しかし、そんな久則さんに不倫疑惑が浮上。友人たちは、あまりに久則さんをもてはやしたことが、ほかの女性への興味を掻き立ててしまったのではないかと責任を感じ…。その後、どのような展開を迎えたのか詳しく伺いました。

直接会って話をすることに

「久則さんの不倫疑惑が浮上したあと、芙美は状況をグループLINEに投稿していました。帰りが遅くなったり、休日に家を空けたりするなど、今までにない行動が増えているようで、不倫は間違いなさそうだとのことでした。
芙美の落ち込む様子に、私たちも同情しながら、手放しで久則さんを褒めたことに対して責任を感じていました。そこで、“芙美の代わりに誰かが話を聞くしかない”ということに。芙美と一番親しい関係にある私が、その役割を担うことになりました」

友人夫の密会相手とは

「久則さんを“芙美のことで相談がある”という理由で呼び出し、飲食店にて二人で会いました。そこで、芙美から聞いた状況を伝え、不安を抱いていることを説明しました。すると、久則さんはすぐに謝罪。女性との関係を認めたのです。
しかし、その関係は不倫とは異なるものでした。上司に連れて行かれた夜のお店で、親しくなった女性店員とLINEのやり取りをしていたようです。話を聞くと、内容は完全なる営業メール。それを久則さんは真に受けてお店に通っている様子でした。女性に対する免疫が少ないがゆえに、のめり込んでしまったのだろうと思いました」

友人夫から頻繁に連絡が来るように

「久則さんは“迷惑をおかけして申し訳ありません”と謝罪し、私もひとまず不倫ではなかったことに安心しました。
数日後、久則さんから芙美と和解した旨のLINEが届きました。ただ、そこから久則さんからの私に対して個人的な連絡が増え始めたのです。芙美との生活についての悩みなどを相談されるようになり、“また二人で会えませんか?”と誘ってきたのです。
これはもしかして、勘違いさせてしまったのかもしれないと思いました。親身になっていたのが裏目に出てしまったのです……」

勘違いを正すために…

「ハッキリ伝えるしかないと思い、再び二人で会うことに。“私たちが評価したのは、芙美に対して愛情を注ぐあなたの姿だ”と。“芙美を愛しているからこそ素敵なのだ”と言うと、微妙な表情を浮かべていました。
しかし、これを機に女性関係は一旦落ち着き、夫婦間の信頼関係の回復に努めているようでした。もてはやしてもらえることでよく参加を希望していた私たちの女子会にも、まったく顔を出さなくなりました」

“友人の夫を勘違いさせてしまった妻の告白”をご紹介しました。
今回は不倫までに至らなかったものの、非常にあやういケースだったと言えるでしょう。妻の友人に諭されて行動を正したとはいえ、今後も不安はぬぐえません。
©polkadot/Adobe Stock ©miya227/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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