ハウスメーカー探しから完成までは約3年！こだわりを実現したら人を呼びたくなる家に

家を建てるってどういうこと？

先輩読者の体験から学ぼう

SNSなどで見かけるすてきな家。理想の家を建てるには、何から始めて、どのくらいの期間がかかって、いくらくらいの費用がかかるの？ そこで、すでに家を建てたシティ読者に、家が完成するまでのストーリーを聞きました。リアルな話だけに参考になりますね。

話を聞いたのは yukaさん

● 家を建てたときの年齢

私40歳 夫38歳

● 家を建てる前の住居

平屋の3LDK

● 完成するまでの期間

約3年（検討を始めてから）

yukaさんの場合ハウスメーカー探しから完成までは約3年こだわりを実現したら人を呼びたくなる家に

「家を建てる？」ぼんやりとスタート

元々住んでいたのは実家の持ち家で、祖父母が生前住んでいた平屋の3LDKでした。初めは「家を建てたいかも」くらいの気持ちで、いろいろなハウスメーカーを見て回っていました。見て回るうちに価格のことや、自分の好きなテイスト、住みたい家のイメージが固まってきました。

「予算オーバーかも」ダメ元での見積から契約に

イメージはあるけれど、ハウスメーカーを絞り切れなかったとき、友人が建てた家がすてきだったので詳しく話を聞きました。友人宅を建てたハウスメーカーは大手だったので、予算オーバーだろうとあまり期待せずに相談に行きました。ところが意外にも予算内の見積が！ 1年半ほど探し回っていたのに、たった3回ほどの打ち合わせで契約をしました。

こだわったPoint

広さを生かした庭と人が集まれる間取り

郊外のため、土地の広さを生かしました。子どもがたくさん遊べる庭にするのと、見守りしやすいように庭とつながりのある間取りを考えました。また、友人と集まるのが好きなのでダイニングを広くしました。

階段は憧れのテイストに

空調効率と音問題などを考えて、吹き抜けを作るのは玄関にしました。海外の城のような階段に憧れていたので、手すりや吹き抜けの照明はこだわって選びました。扉は輸入品でそろえ、回り縁も少し太めにしています。

あえて“無駄なスペース”を

スペースを有効活用するため、廊下を無くすなどが流行っていますが、無駄こそ最大のぜいたくだと思い、特に使い道が決まっていない三畳ほどのインナーテラスを作りました。ゆらゆら揺れるハンギングチェアに座って読書をしたり、ぼんやりしたり。癒やしのスペースになっています。

完成後の住み心地

庭とのつながりのある間取りは正解でした。キッチンに居ながら、庭で遊ぶ子どもの様子を見られたり、友人を呼んで誕生日会やバーベキューをしたり、理想的な生活を送れています。