【3133万回再生】極薄な生地の層が作るパリッ＆モチッが堪らない♡「ネギとチーズのパンケーキ」に挑戦

YouTubeでは海外発の珍しいレシピにも出会えます♪先日、カナダ発の料理チャンネル『Helly’s Simple Recipe』で、圧倒的な再生数を叩き出している料理を見つけました。それが「ネギとチーズのパンケーキ」。薄力粉で作った薄い生地に青ねぎとピザ用チーズを包み、フライパンで四角く焼くというもの。ホットケーキミックスで作るふわふわ系の丸いパンケーキを見慣れているので、どんなお味か気になる〜！




「ネギとチーズのパンケーキ」考案者はカナダのお料理好きママ

再生回数3133万回！の「ネギとチーズのパンケーキ」を見つけたのは、カナダ発のYouTubeチャンネル『Helly’s Simple Recipe』。チャンネル登録者数161万人の料理チャンネルで、動画を投稿しているのはカナダ在住のヘリーさん。4人の子どもがいるお母さんなのだとか。

ヘリーさんは『Helly’s Simple Recipe』を含め、YouTubeに料理チャンネルを3つも持っていて、コンセプト別にレシピを投稿しているようです。ちなみに『Helly’s Simple Recipe』は、小麦粉を使ったレシピを多く投稿しているようですよ。

今回見つけた「ネギとチーズのパンケーキ」は、なんと3133万回も再生されていました。

薄力粉で作った生地を薄く伸ばし、青ねぎとチーズを折り込んでフライパンで焼くお料理。生地作りは少し難しそうですが、カナダ発の大バズリレシピが気になるので、挑戦してみます！

生地を薄く伸ばすのがポイント！「ネギとチーズのパンケーキ」を作ってみた！

動画で紹介されたレシピでは、打ち粉用の薄力粉とコーンスターチが各50gになっていましたが、実際に作ってみると、それぞれ半分くらいで足りました。材料を用意する際、参考にしてくださいね。

【材料】(4個分)
薄力粉…150g
塩…1.5g(小さじ1/4)
水…95ml
青ねぎ…30g
重曹…ひとつまみ
ピザ用チーズ…50g
有塩バター…20g
サラダ油…適量

(打ち粉)
薄力粉…50g
コーンスターチ…50g

1. ボウルに水と塩を入れてよく溶かし、薄力粉を加えてよく混ぜます。粉気がなくなったら手で捏ねて、ひとまとめにします。

塩水と薄力粉を混ぜます。最初は粉っぽさがあるものの、混ぜるとすぐに粘り気が。

手のひらの付け根を使い、力を込めて捏ねていきます。最初は生地がべっとりと手にひっつきますが、1分ほど捏ねると小麦粉特有の粘り気が出て、ベタベタとした状態に。さらに1分ほど捏ねるとまとまり感が出て、トータル3分ほど捏ねると、もっちりなめらかな生地になりました。

強力粉で作った生地よりも弾力がやや弱めなので、ひとまとまりになっても、手にひっつきやすい感じがしました。

2. 生地にラップを掛けて10分休ませます。

生地が乾燥しないよう、ラップを掛けてくださいね。

3. 青ねぎを小口切りにして重曹を混ぜます。打ち粉用の薄力粉とコーンスターチを混ぜ合わせておきます。

重曹を加えると、青ねぎを生地に混ぜて焼いても鮮やかな色を保てるそうです。
打ち粉用に、薄力粉とコーンスターチを混ぜ合わせておきました。

4. 休ませておいた2の生地を4等分にして丸めます。

生地を丸めると、手にベタベタとくっつくような粘り気が出ていたので、手に打ち粉をすると丸めやすくなりました。生地はとってもやわらか！つきたてのお餅を丸めているかのような気分に。

生地をひとつずつ延ばすので、残りの生地が乾燥しないようにラップを掛けておきます。

5. 台の上に打ち粉をし、丸めた生地を麺棒で直径約28cmに伸ばします。

台や麺棒には多めに打ち粉をすると、生地がくっつかなくなり、スムーズに伸ばせますよ。薄力粉で作った生地なので、強力粉の生地に比べると伸ばした生地がそれほど縮まず、1mmくらいの薄さに伸ばすことが出来ました。

円形に伸ばすのが理想ですが、具を包んで折るので、多少いびつになっても大丈夫。薄く伸ばした生地はお皿などによけておきます。表面に打ち粉をしておくと、伸ばし終えた順に生地を重ねていっても、くっつかないので安心ですよ。



6. 耐熱容器にバターを入れ、電子レンジ(600W)で10秒ほど加熱して溶かします。その溶かしバターを表面に塗り、青ねぎとピザ用チーズを乗せます。

生地の左右を三つ折りにするので、青ねぎとチーズは中央に細長く乗せます。

7. 両端を中央に向かって三つ折りに、上下を中央に向かって三つ折りにします。

生地が薄くてやわらかいので、破れないようにそっとたたんでくださいね。

8. フライパンにサラダ油を引き、中火で熱します。7を並べて生地の表面にサラダ油を塗り、両面がきつね色になるまで焼きます。

中火で6分ほど焼くと生地がするすると動き、少し香ばしい香りがしました。

ひっくり返すと、香ばしい焼き色が♪反対の面は5分ほど焼き、中の生地にも火が通るよう、もう一度ひっくり返して2分ほど焼きました。お皿に盛り付けたら完成です。



外側がパリッと香ばしく中はもっちり！甘くないおかず系のおいしさ♪

カナダのお料理好きな主婦・ヘリーさん考案の「ネギとチーズのパンケーキ」が完成しました♪丸くて薄い生地を折って成形したので、四角い形です。おやきのような雰囲気になりました。

1個が約7cm四方、厚さが1cm。両面に香ばしい焼き色が付いて、とてもおいしそう！

半分に切ってみると、中はミルフィーユ状！重曹をまぶした青ねぎは、動画の説明通り、鮮やかな色を保っています。

ピザ用チーズは少なかったからか、とろけるようなチーズ感はありせん。

食べてみると表面はパリッと焼けています。外側の層は餃子の皮を香ばしく焼いたようなおいしさ、中の層はもっちりとしていました。

ピザ用チーズがほんのりとミルキーな味わいを醸し、青ねぎのフレッシュな香りと合わさり、総菜パンにそっくりなおいしさ。甘くないので朝食に食べたくなるようなパンケーキです♪

薄い薄力粉の生地を重ねるからパリッ＆モチッとおいしい食感

カナダ発のYouTubeの料理チャンネル『Helly’s Simple Recipe』で見つけた「ネギとチーズのパンケーキ」は、総菜パンのようなおいしさの、甘くないパンケーキでした。

薄力粉と塩水を混ぜて薄く作る生地は、餃子の皮の巨大版といった印象。餃子の皮を何枚も重ね、その間に青ねぎとピザ用チーズを挟んで周囲を上手に閉じれば、同じような味わいのパンケーキを作れそうです。

ホットケーキミックスで作るふわふわと甘い生地ではなく、小麦の味を感じる素朴な生地だったので、焼き餃子やおやきの仲間のように感じました。

生地を発酵させる必要がないので、思い立ったら作れるのも魅力です。食事系のパンケーキになるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。