1. トップ
  2. 「コーヒープリンス1号店」でのブレイクから17年…トップ俳優に成長したキム・ドンウク、最新作「ソウル・バスターズ」ではコミカルな魅力爆発

「コーヒープリンス1号店」でのブレイクから17年…トップ俳優に成長したキム・ドンウク、最新作「ソウル・バスターズ」ではコミカルな魅力爆発

  • 2024.9.11
キム・ドンウクのコメディー作品「ソウル・バスターズ」は、ディズニープラスのスターにて9月11日(水)独占配信開始 (C)2024 Disney and its related entities
キム・ドンウクのコメディー作品「ソウル・バスターズ」は、ディズニープラスのスターにて9月11日(水)独占配信開始 (C)2024 Disney and its related entities

【写真】インパクト抜群!“戦隊風”ポーズのキム・ドンウク

協調性がなく検挙率も全国最下位のダメダメ捜査班が超エリート新任班長と一致団結していく姿をコミカルに描くオリジナル韓国ドラマ「ソウル・バスターズ」(全20話/初回4話、以降毎週水曜2話ずつ、最終回4話配信)が、9月11日(水)より配信される。主人公のエリート班長トンバン・ユビンを演じるのは、韓国トップ俳優の一人であるキム・ドンウク。爆発的ヒット作「コーヒープリンス1号店」(2007年)から17年がたつ今も、変わらぬ愛嬌(あいきょう)たっぷりのキャラクターでドラマファンに愛されるキム・ドンウクの魅力とは。

「コーヒープリンス1号店」でいきなり人気者に

警察大学を首席で卒業、FBI指導者コース研修――そんな輝かしい経歴を持ちながら、どこか変人な雰囲気漂う「ソウル・バスターズ」のトンバン・ユビン。演じるキム・ドンウクは、日本でも人気のドラマ「コーヒープリンス1号店」(2007年)のイケメン店員ジン・ハリム役で注目を集めた俳優だ。

当時ドラマ界ではまだ新人だったドンウクは、「コーヒープリンス1号店」で店のムードメーカー・ハリムを愛嬌たっぷりに好演。コ・ウンチャン(ユン・ウネ)を男だと思い込んで下ネタで盛り上がったり先輩風を吹かせたり、明るく屈託のないキャラクターでドラマのヒットに貢献し、共演のキム・ジェウクらと共に「第1回コリアドラマアワード」人気賞を受賞。瞬く間に注目俳優へと飛躍した。

映画「神と共に」シリーズでは涙の名演を披露

その後は順調にキャリアを重ね、身を滅ぼさんばかりの悲恋を演じた時代劇「イニョプの道」(2014年)や、幼い頃から悪霊が見えてしまう青年を演じたサスペンス・スリラー「客-ザ・ゲスト-」(2018年)、戦慄の復讐劇「豚の王」(2022年)、悲しい過去を背負った男のシリアスなラブストーリー「その男の記憶法」(2020年)など、ジャンルを問わずさまざまな作品で主演を務めてきたドンウク。

シリーズ二部作で2700万人を動員した大作映画「神と共に」シリーズ(2017、2018年)では、誤射で命を落としてしまい怨霊となった兵長スホンを熱演した。スホンが最愛の母の夢枕に立ち、涙ながらに手話を交えて思いを伝えるシーンの名演ぶりは見る者の涙を誘い、“キム・ドンウクの再発見”といわれたほど。ドンウクはこの作品で「大韓民国ベストスター賞」ベスト助演賞をはじめ数々の映画賞を受賞した。

「ソウル・バスターズ」より (C)2024 Disney and its related entities
「ソウル・バスターズ」より (C)2024 Disney and its related entities

「演技大賞」を獲得した主演作「チェックメイト!」

シリアス、サスペンス、時代劇と幅広いジャンルをこなす実力派俳優へと成長したドンウクだが、彼の魅力が最大限発揮されるジャンルといえばやっぱりコメディー。

「コーヒープリンス1号店」での演技はもちろん、主演映画「私たちの偽装結婚」(2019年)ではコ・ソンヒを相手役に、親の財産をもらうために“偽装結婚”を企てた主人公をチャーミングに演じ、ラブコメとの抜群の相性の良さをあらためて証明してみせた。

主演したコメディードラマ「チェックメイト!~正義の番人~」(2019年)では、理不尽なパワハラや不当なブラック労働から弱者を守る熱血労働監督官チョ・ジンガブを演じ、豪快な一本背負いアクションも披露。常識破りでアクの強めなヒーローぶりで視聴者を熱狂させた。

ブラック企業に乗り込んでは吠えまくり、保身しか考えない経営者たちに“目には目を、歯には歯を”とばかり正義の鉄槌を浴びせるジンガブのスカッと爽快な活躍ぶりを、ドンウクがハイテンションに熱演。いかにも人の良さそうなスマイルに加え、ここぞというときに繰り出すウインクもチャーミングで、ドンウクはこの年「MBC演技大賞」で大賞を受賞した。

キム・ドンウクの真骨頂!新たなコメディー

最新作「ソウル・バスターズ」は、そんなドンウクにとって「チェックメイト!」以来となるコメディー色全開の作品だ。演じるトンバン・ユビンは賢く頭が切れるものの、頭が良過ぎるためか、どこか理解不能なキャラクター。戦隊風のティザービジュアルでは、トンバン・ユビンが“赤”。センターに仁王立ちになり、無表情で両手を高く挙げるドンウクを見るだけでも、ユビンがかなり個性的なキャラクターであることが想像できる。

公開されている予告動画でも、健康器具で逆さにひっくり返った署長に無表情で淡々と応じ、興味なさそうに「みんな魅力的だ」と言い放つなど、つかみどころのない人物のようだ。この一風変わったエリート班長が、検挙率全国最下位での協調性ゼロの面々を最強のワンチームへと導いていくというのだから、作品への期待が高まる。

プライベートでは2023年に満40歳を迎え、結婚も発表したドンウク。8月にはInstagramを開設したばかり。パク・ジファンやソ・ヒョヌ、パク・セワン、イ・スンウら「ソウル・バスターズ」チームのオフショットや、プライベートの写真をアップし、ファンを喜ばせている。

「ソウル・バスターズ」は「コーヒープリンス1号店」時代から変わらない愛嬌たっぷりのキャラクター造形で視聴者に愛されるドンウクのコメディー演技がたっぷり楽しめる作品となりそうだ。

「ソウル・バスターズ」(全20話/初回4話、以降毎週水曜2話ずつ、最終回4話)は、ディズニープラスのスターで独占配信。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

元記事で読む
の記事をもっとみる