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【MLB】“5月デビュー”の怪物右腕スキーンズが10勝目 米記者感嘆の新人奪三振ペース「野茂英雄、ウッドらに続く」

  • 2024.9.10
パイレーツのポール・スキーンズ(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : パイレーツのポール・スキーンズ(C)ロイター/USA TODAY Sports

パイレーツポール・スキーンズ投手が9日(日本時間10日)、本拠地でのマーリンズ戦に先発登板。6回6安打1失点9奪三振の好投で、今季10勝目を挙げた。
この日は、パイレーツの新人最多記録となる143奪三振に到達。5月11日(同12日)にメジャー初昇格を果たし、20登板で早くも10勝目。現在120イニングで規定投球回にこそ届いていないものの、防御率2.10、151奪三振と非凡な才能を見せつけている。

■球団の新人最多奪三振記録を更新

スキーンズは初回の先頭打者に安打を許すも、2番コナー・ノルビー内野手を三球三振に。次打者を併殺打で打ち取り、無失点の滑り出しを見せた。4回表に適時打を浴びるなど、5回まで毎回走者を背負いながら要所を締めて6回1失点の好投。この日も9個の奪三振を積み上げ、パイレーツの新人最多記録を更新した。
MLB公式サラ・ラングス記者のXによると、スキーンズのデビュー20試合での151奪三振は、ケリー・ウッド、野茂英雄、ドワイト・グッデン、マーク・プライアーに次ぐ史上5番目となる量産ペースとのこと。
この日スキーンズが投じた全98球の内訳は、最速100.6マイル(約161.9キロ)のフォーシームが35球、決め球シンカーが24球、チェンジアップとスライダーが14球で、カーブ7球、スイーパー4球。9奪三振のうち、5つが高めのフォーシーム、2つが低めのチェンジアップ、シンカーとスライダーでもひとつずつ記録。剛腕だけに留まらぬ、多彩な変化球を駆使して打者を翻弄した。
この日の10勝目で、ナ・リーグ新人王争いでも最有力候補のひとりに名乗りを挙げた。パドレスの新星ジャクソン・メリル外野手、カブス今永昇太投手らとの激しい争いになりそうだ。

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