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広瀬すず×木戸大聖×岡田将生『ゆきてかへらぬ』大正モダンなティザービジュアル2種公開

  • 2024.9.10
映画『ゆきてかへらぬ』ティザービジュアル (C)2025 「ゆきてかへらぬ」製作委員会 width=
映画『ゆきてかへらぬ』ティザービジュアル (C)2025 「ゆきてかへらぬ」製作委員会

広瀬すずが主演を務め、木戸大聖と岡田将生が共演する映画『ゆきてかへらぬ』(2025年2月21日公開)より、大正モダンな作品の世界観を写し出した2種のティザービジュアルが解禁された。

【写真】広瀬すず、木戸大聖、岡田将生が1枚に! 『ゆきてかへらぬ』もう1枚のティザービジュアル

本作は、実在した女優の長谷川泰子と、詩人の中原中也、文芸評論家の小林秀雄という男女3人の壮絶な愛と青春を描いた物語。『探偵物語』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ~』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、『ツィゴイネルワイゼン』『セーラー服と機関銃』の田中陽造が脚本を手掛ける。

大正時代。まだ芽の出ない女優・長谷川泰子(広瀬すず)は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年・中原中也(木戸大聖)と出逢う。どこか虚勢を張り合うふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後、東京に引っ越したふたりのもとを、中也の友人で、のちに日本を代表することになる文芸評論家・小林秀雄(岡田将生)が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく―。

この度解禁されたのは、本作の舞台である大正時代の和と洋が同居する世界観を鮮烈に写し出した2種類のビジュアル。ひとつは、日傘を手に、美しい着物姿で佇む泰子の姿を収めたデザイン。劇中でも大きな転機となるシーンから切り取られたもので、物憂げで危険な雰囲気が漂う泰子の瞳が印象的なビジュアルだ。その上には「その春は、青じゃない。赤い春だった。」という、3人の男女の壮絶な青春を予感させるコピーが添えられている。

そんな泰子の周りには、中原中也の詩集「在りし日の詩」から着想を得た本作の英題「YASUKO, SONGS of DAYS PAST」の文字が殴り書かれ、どこかモダンな香りを漂わせる。本作で広瀬は着物姿のほか、大正時代の枠にとらわれないモダンなファッションの数々に挑戦。劇中の衣裳は、映画『レジェンド&バタフライ』や『碁盤斬り』を手掛けた時代衣裳の大塚満と、『PERFECT DAYS』やNetflixシリーズ『地面師たち』を手掛けたスタイリストの伊賀大介が担当しており、目まぐるしく変わる広瀬の装いにも注目だ。

もうひとつのビジュアルは、夜道を背景に泰子、中也、小林が横並びになったデザイン。広瀬すず、木戸大聖、岡田将生という今を駆ける俳優3人が1枚に収められた貴重な写真となっている。睨み付けるような中也に対し、自信ありげな表情を浮かべる小林。そんなふたりに挟まれた泰子は、どこか虚空を見つめているように見える。そんな3人の下には「3つの愛の、行き着くそこ。」という、出口のない3人の行く末を暗示する意味深なコピーが添えられている。

この2つのビジュアルデザインは、これまで名だたるアーティストのアルバムデザインやアートワークを担当し、映画『ラストマイル』や『キングダム』シリーズ、ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)などのビジュアルも手掛けるアートディレクターの吉良進太郎が担当した。

映画『ゆきてかへらぬ』は、2025年2月21日より全国公開。

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