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目黒蓮“夏”と泉谷星奈“海”の「家族でおそろい」に「いいね」の声<海のはじまり>

  • 2024.9.10
夏(目黒蓮)と海(泉谷星奈)が今後について話し合う (C)フジテレビ
夏(目黒蓮)と海(泉谷星奈)が今後について話し合う (C)フジテレビ

【写真】有村架純&泉谷星奈の仲良しオフショット

Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が9月9日に放送された。海(泉谷星奈)と2人で暮らすことを決めた夏(目黒)。海の転校したくない思いなどで揺れ動く様子が描かれた中、海の選択が反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)

2022年のドラマ「silent」チームが再集結して描く親子の物語

同ドラマは、目黒が出演し、社会現象とも呼ばれた2022年10月期のドラマ「silent」(フジテレビ系)の脚本・生方美久氏、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーが集結して制作。“親子の愛”をテーマに、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く完全オリジナル作品だ。

印刷会社に勤務し、大学のときに別れた恋人の死をきっかけに自分の娘の存在を知る主人公・月岡夏を目黒、夏と付き合って3年になる化粧品メーカー勤務の百瀬弥生を有村架純、夏の娘・海を泉谷星奈、夏の大学時代の恋人で病のために亡くなった南雲水季を古川琴音、水季が働いていた図書館の同僚・津野晴明を池松壮亮、水季の母・朱音を大竹しのぶが演じる。

海と一緒に暮らす決意をした夏だが心が揺れる

弥生から切り出された別れを受け入れ、海と二人で暮らしていくことを決めた夏。職場の先輩で妻子持ちの藤井(中島歩)に「(海に)ストレスをかけたくない」と自分が転職することも視野にあると打ち明けると、藤井は「親がストレスでボロボロになったら子どもに二次災害だよ?」「自覚とか責任とか、そんなんで子ども育たないよ」と忠告した。

海に転校について問い掛けると「嫌だ」と即答。そして「ママいなくなって、海、いろんなこと変わったのに、まだ海が変えなきゃだめなの?なんで?」と言われて、夏は一瞬言葉に詰まり「大人の都合でしかないよね」と絞り出した。実は、夏自身、小学4年生のときに母が再婚して名字が変わることも、転校することも決まっていた経験をし、子どもが全部大人の都合で変えなければいけないのは違うのではないかという思いがあった。

海と別れることになる水季の両親の寂しさや不安も知って心が揺れ続けた夏。しかし「自分だけが犠牲になればいいってもんじゃない」という弥生の言葉も後押しになり、海にあらためて説明することに。安心して生活できる自信がないと一緒に暮らしたくないと本音を明かしたうえで、転校して一緒に暮らすか、転校しないで別々に暮らすかの選択を伝えた。

「一緒にいたいから転校してほしい」という夏の言葉に、海は一緒に暮らすことを決めた。

「家族でおそろい」の選択をする海

その後、久しぶりに夏の自宅を海が訪れた。そこで名字について話すことに。すると、夏が驚くほど、海はあっさりと“月岡”になることを選択した。

その選択には生前の水季との思い出があった。水季が海の小学校入学準備で持ち物に名前を書いているとき、「家族でおそろいにできるのが名字で、家族からもらうのが名前」と教えていた。さらに、“海”という漢字の偏である“さんずい”は水という意味があって、自分の名前と「ちょっとおそろい」なのだと。

だから苗字が南雲から月岡に変わっても水季との「ちょっとおそろい」はそのままで、夏とは「家族でおそろい」になるのだ。

水季の“季”がまだ書けない海は、夏に書いてもらい季節という意味があるのだと教えてもらった。すると「夏!」とうれしそうに声をあげ、夏も「俺もすごいちょっとだけど、おそろい」とほほ笑んだ。

友だちと離れたくない、水季と暮らした思い出の地にいたい、そんな思いで心を痛めていた海だが、夏と“家族”になることを決めた。SNSには「家族でおそろいっていいね」「あったかい気持ちになる」「おそろいのつながりが幸せ」「名字がおそろいってすてきな考え方」といった声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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