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伊藤美誠、復活遂げた23歳が戦前データは圧倒的優位 元欧州女王と2023年に続く再戦、初戦勝利で好スタート切るか【WTTチャンピオンズマカオ】

  • 2024.9.10
伊藤美誠(C)WTT
SPREAD : 伊藤美誠(C)WTT

卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は10日、女子シングルスの1回戦が行われる。今大会は、男女ともに世界ランキング上位選手が出場していることもあり注目を集めている。
世界ランキング9位で第6シードとして挑むのが伊藤美誠(スターツ)。1回戦は同43位のエリザベタ・サマラ(ルーマニア)との戦いを迎える。

■7月にはWTTで優勝

伊藤は世界ランキング1位を目標に国際大会への出場を続けており、7月の「WTTスターコンテンダー バンコク」では女子シングルスで2023年2月以来およそ1年半ぶりの復活優勝を達成した。
パリ五輪期間を経て迎える今回のチャンピオンズだが、伊藤にとっては11月の「WTTファイナルズ福岡」への出場を見据えても重要な戦いとなる。
伊藤とサマラは昨年のマカオ大会で2回戦で対戦しており、3-1で伊藤が勝利。伊藤はこの大会では鄭怡静(台湾)相手に3回戦で姿を消したが、2022年にはチャンピオンズマカオでの最高成績となる3位を記録している。
一方のサマラは4月の「WTTチャンピオンズ仁川」でベスト16に進出した以外はベスト32を超えられておらず、WTTシリーズで5度の優勝を誇る伊藤が優勢であることは変わらない。
優位なデータが残るなかで、伊藤が上位進出に向けて初戦を幸先よくスタートできるかは注目が集まる。

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